昨晩、夕食後に久々にオンタイムでTVドラマを見てしまいました。TVといえば最近ではニュースやスポーツ中継、せいぜい録画した「嵐」主演のドラマをたまに見るだけでしたので、かなり異例の夜でした。
TV局の「開局何年記念」が新聞TV欄で目に付きますが、昨晩はTV東京の開局45周年のスペシャル番組。小学5年の少女の悪性骨腫瘍が判明しての、家族との3年に及ぶ闘病ドラマでありました。
TVドラマでありますから、演出がかなり入っているのはわかっていましたが、昔、勤務先の同僚や、後輩の娘が悪性腫瘍で命を落とした記憶が重なり、最後まで・・・が止まらなかった。
勿論ハッピーエンドに終わるものではなかったですが、この手の難病でまだまだ命を落とす子供が多いことをあらためて知ったのです。
この世に神がいるというならば、指名する順番、優先順位が違うぞ。将来ある無垢な子供を指名する前に、もっと先に白羽の矢を当てる悪人はごまんといるのではないか。
手下の議員や秘書を犠牲にして政治生命を長らえた政治屋、国益を考えず私益だけを考える高級官僚、国民の資産を食いつぶそうとする企業経営者などより、なぜ子供たちの方が先なのか。勿論、子供たちに比べたらこの友里も彼らより早くなるのは仕方ないことでしょう。
神や真の正義が存在していたら、「必殺仕置人」や「デスノート」のようなストーリーの発想が生まれるはずがないなとあらためて感じた夜でありました。