昨晩の亀田vs内藤戦、予定されていた無償奉仕の仕事を本業の急用で欠席して何とか収拾後、結果がわかっていながら録画をチョイ見しました。
私が驚いたのはコマーシャル。単独スポンサーかと思うほどラウンド合間のコマーシャルはパチンコの「SANKYO」ばかりでありました。
注目のカードなのですが、ほかのスポンサーは興味を示さなかったのか、SANKYOがその資金力で独占してしまったのかわかりませんが、一般視聴者として非常に「不自然」に感じました。
さて本題です。
久々にマスヒロジャパンのサイトを見て、山本益博氏の今さらながらのミシュランへの疑問を読みました。まずは 「ミシュラン東京2010」の七不思議 をご覧下さい。
http://masuhirojp.blog40.fc2.com/blog-entry-110.html
東京のミシュランガイドは降格や不掲載に落とした店の発表がないと言っていますが、それは昨年も同じ事。ミシュランは昇格だけではなく降格の店でも注目させる本でありますが、落ち目の人(店)には態度を急変させるという日本人の国民性を考え、店に配慮しただけであります。
掲載許可をいちいち取っているのでこんなつまらない配慮をせざるを得ないだけのことなのです。
「濱田家」の降格も、あの料理ではもともと3つ星(いや星自体)が過大評価だっただけのこと。一気に「星なし」に出来ないのでまずは1つ落としたのでしょう。
しかし間違って星を献上した店を本気で修正したら、星付き店が激減するでしょうけど。
鮨や天麩羅などには独創性が少ないという理由で、「鮨 さいとう」などの昇格にも疑問を呈しています。厳密に独創性を追求したら、3つ星店は半減すると言っていますが、それは「次郎」や「水谷」のことを言っているのでしょうか。
初年度、喜色満面で二郎さんとTV出演していたのに「良く言うよ」と感じるのは友里だけではないでしょう。
やたらと「青柳」の不掲載を問題提起しています。必ず「京味」を一緒に挙げるのがこの方の老獪なところです。彼の今までの発言からかなり「青柳」との親密さを感じるのですが、その露骨さを隠すため誰もが認める「京味」を一緒に引き合いに出しているのです。「京味」は初年度に「掲載拒否」しています。「青柳」が拒否したという話は一切聞こえてこない。不掲載は単に料理が良くないと判断されているにすぎません。
?「ピンキオーリ」など本国で星をつけている店の東京支店の不掲載にも疑問を持たれているようですが、本店と支店が同じ質の料理を出していると考えているならその頭は単純すぎます。
厨房スタッフだけではなく、シェフ、そして食材が異なるのですから、支店が不味ければ評価されないのは当たり前ではありませんか。
ミシュランに関してマスヒロさんは今さらながら7つの問題点を挙げていますが、私は当初よりその「理由」を以下の5点で説明しております。マスヒロさんは「老獪」でありますが、本質を見抜く術には長けていないようです。
ミシュラン東京版(京都・大阪版も)の5問題点 友里版
?1、サービス業出身の調査員だから料理評価能力(特に和食)が低すぎる
2、ミシュラン調査員の人数不足(わずか7名)
3、調査期間が短すぎ 最初の10年はフリーペーパーにすべきだった
4、ワインを満足に頼めないなど予算(調査費つまり食事代)が少なすぎる
5、総責任者ナレ氏の品性ないと思われるほどの自己顕示欲の強さ
?一番の問題は第5項目でしょうか。