またまた読者に教えていただいた情報です。一昨日と同じく、日経トレンディネットで放送作家の「わぐりたかし」氏が担当している記事であります。
波乱? 順当? 新発見? 『ミシュランガイド京都・大阪2010』を専門家5人が斬る
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20091016/1029628/?P=1
タイトルがあまりに大仰というか、ミシュランを「斬る」とありますが、5人の専門家(横川潤氏、来栖けい氏、門上武司氏、関谷江里氏、麻生玲央氏)の刀は「なまくら」以外の何物でない。
誰一人、まともに「ミシュランガイド 京都・大阪版」を斬っておりません。
しかも「専門家」と紹介されていますが、何のジャンルについてなのか。これまた友里流に説明させていただくと、「店ヨイショの専門家」なだけではないか。
外食産業に君臨していた一族に育ったためシビアに飲食店を評価することが出来ない人、食べ歩くその度に「あり得ないほど美味しい」と感動しまくるだけの人、厨房でガスを使用する料理人を主体に連れ回して悦に入っている人、ギャーギャー叫んで踊りながら食べる人、そしてこの4人とその関係者に擦り寄って5人目の「専門家」に潜り込んだ人、ではないか。
私も「単なるあら探しだけの専門家」と言われるかもしれませんが、飲食店評価の「専門家」なんて今の日本に存在するはずがありません。その道で生計を立てられるほど収入を得ている人もるかもしれませんが、みんな「素人レベル」であると断じて過言ではないでしょう。
「未在」を評価している横川さん、オープン当初を知っているのでしょうか。値上げに内容がともなわずCPがかなり劣化した現在でも3つ星と言えるのか。「ます多」の料理がシンプルと言うのなら、世に味濃い加工しすぎの料理は存在しなくなります。
来栖氏や麻生氏が評価している「Hajime」、業界では単なる他店の「パクリ料理」と批判されているのを知らないのか。今後の進化を期待すると言うより、今の地位を保つには更なる「他店の研究」をしなければならないはずです。
さすがこの道で生計をたてていると思われる門上氏と関谷氏のコメントは、毒にも薬にもならないまったくつまらないものでありました。
しかしこの専門家の集団に、来栖けい氏を後継者として指名した日本の大御所「山本益博氏」がなぜ加わっていないのか不思議です。
ギャランティが合わなかったのか、わぐりたかし氏と仲が悪いだけなのか、最近露出が減っているように感じるだけに、ウォッチャーの友里としては心配です。
友里掲示板
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