住宅街のあの人気鮨店が銀座へ移転?

未曾有の不景気だからか、もとから客が入っていなかったからか、六本木ヒルズの「レストラン ブルディガラ」が先月末で閉店しておりました。(読者情報)
http://www.burdigala.jp/burdigala_ff/restaurant/burdigala.html
当初はワインショップ「エノテカ」の経営でしたが、レストラン部門を営業譲渡、やはり最初から難しかった店の継続は無理だったようです。
ミッドタウンの「ダノイ」もしかり、これだけ再開発ビルで行き詰まる飲食店があるというのに、今後もデヴェロッパーからの甘い誘いに乗ってしまう店がでるのでしょうか。そろそろ歴史を学ぶ時期に来ていると考えます。
本人(店)に確認したわけではありませんが、最近いくつかのルートから、あの上野毛の人気鮨店、ブロイラー型営業で有名な店が銀座に移転するという話を聞きました。店名をはっきり書くと「あら輝」です。
ホントかいな?
確か荒木氏は「お金持ちが多いこの地をわざわざ選んだ」というようなことを言っていたはずです。「青空」はじめ若手の鮨店が銀座で目立っていることを見続け、しびれを切らして立ち上がったということでしょうか。
この話にはオマケがついております。荒木氏を信奉し、ちょくちょく上京して訪問しているという大阪の鮨店「嘉瑞(かずい)」が「あら輝」の後に移転して入るというのです。
友里の定説に「立地の妙」というのがあります。その地だからこその「高評価」というものです。
もしこの情報が本当だとしたら、上野毛での人気店が銀座で通用するのか、大阪の鮨店が東京で通用するのか、おおいに注目してみたいと思います。