伊藤章良氏の「オールアバウト裁判 顛末記」を読んで その5

タイトルを「顛末記を読んで」と称しながら、実態は伊藤章良氏のライターとしての姿勢糾弾だった本シリーズも、好評なうちに本日でひとまず終了とさせていただきます。?

「手違いで公に見られるようにしてしまった」といった伊藤氏の言い訳を月曜のブログ「その1」で書いたら、他にも

かのブログで「誤って」一連のコメントを消してしまった

と、似た様な言い訳を伊藤氏が以前していたことを思い出した読者が、昨日の友里掲示板にその旨を書き込まれておりました。

これまで私は、伊藤氏がオールアバウトから契約解除された主原因は、禁輸のアニョーを持ち込んだと自慢したメルマガだと主張してきました。残念ながら、このメルマガ自体はネット上から削除されているようですが、主要な部分が引用されたブログが残っておりましたので、こちらにリンクさせていただきます。

まともな知識と一般常識を持っている人(これが残念ながらマイノリティ)には、事実の大半を覆い隠した上での詭弁を弄した伊藤氏の自己賛美や釈明が如何にインチキであるかわかるのですが、マジョリティである純粋な読者はその術中に嵌り、伊藤氏を信奉してしまうという現実。
ある意味純粋な読者を舐めきった、上から目線の彼の執筆態度に友里は疑問を通り越して怒りを覚えたのであります。
本日は、今週月曜から4回にわたった伊藤章良氏への糾弾をまずは以下にまとめてみたいと思います。

1、パリからアニョーをトランクに入れて持ち込んだというのは本当にフィクションなのか。それならオールアバウトの一方的契約解除の理由は何なのか。「ご報告」にある後半はフィクションという記述、天地神明いや自分の読者にかけて真実だと誓えるのか。

2、オールアバウトを批判する前に、契約解除になった真相をなぜ読者にはっきりと開陳しないのか。開陳できないなら、自分の事を棚に上げてオールアバウトを批判するのは自分勝手すぎる。

3、オールアバウトの仲間ガイドの為を思って訴訟を受けて立った(実は単なる応訴)と宣言したのに、和解してしまうのは仲間を裏切る敵前逃亡ではないか。

4、大企業の横暴に立ち向かうと行った威勢の良さを、なぜ和解でおさめてしまうのか。

5、民事裁判では、提訴されれば応訴しなければ即敗訴となる。へなへなとその場に座り込む前に、弁護士雇って応訴するのは当たり前だ。

6、裁判官に和解を勧告されても和解する義務はない。原告・被告のどちらかが和解を拒否すれば、裁判官は立派な判決文を書いてくれる。

7、守秘義務を負った和解をなぜ受け入れたのか。嫌なら最初から和解を受けいれなければ良いだけのことだ。守秘義務を受け入れたなら、「裁判顛末記」なんて書くな。

8、裁判を有利に進めていると確信しているのに、やすやすと和解に乗るアホな弁護士や当事者(原告・被告)が居るとは思えない。(負ける、不利だと予測した場合は和解に乗るけど)?

9、「判決が出れば前例のない判例として法曹誌で取り上げられ、後世の裁判にも強い影響を与えるという訴訟」という裁判で、有利に訴訟を進めながら和解で有耶無耶にしたいと思うアホな知財法専門の弁護士がいるものなのか。

10、裁判官が和解をすすめたがる理由は、上級審で否決されることを恐れるのが第一ではない。意味のない民事裁判を、少しでも多く処理して考課査定を上げるには、和解で簡単に処理するのが一番だからだ。多くの裁判官は、上級審で否決されない判決を導き出すよう日夜努力しているのだ。

11、尻尾を振って契約書にサインしたならそれを遵守しろ。嫌ならサインをする前に、修正させるか、それが通らないなら契約しなければ良いだけのこと。一般常識や知識を持っていないなら最初から弁護士に相談するべきだ。

12、自分のことを無理に正当化するため、親しい人など他人のプライドや人脈を犠牲にして良いものなのか。

ここまでこの友里に言われてしまうほど脇が甘いというか、世間知らずというか、知識不足というのか伊藤章良さん。それなのに、純粋な読者をミスリードしようとしているのですから、その自覚症状のなさには呆れてものが言えません。
伊藤章良氏には、今後、虚偽にまみれない人生を送ることを期待して、以下の提言で今回のシリーズをひとまず〆ることにします。

1、やれない事やらない事(大企業の横暴を許せず立ち向かうとか、ガイド仲間の捨て石になるとか)は偉そうに宣言しない。

2、ウソはライターにとって御法度というか致命傷。正直になれないなら筆を折るべし。

3、自分を無理に正当化や美化するため、知人やその身内を踏み台にしてはいけない。

4、自己陶酔は端から見ると醜いものだ。自分にはナルシストの気が極端に強いと自覚すべし。

5、ウソをついていたことを素直に認め、一からやり直せ。

最後にこの言葉を伊藤章良氏に送ります。

過ちては改むるに憚ること勿れ?

伊藤章良氏へ
友里の問題提起など間違っている点がありましたらぜひともご指摘をお願いします。
誤ったなら素直に受け入れ改めるつもりですし、ウソを突き通す気もありません。
反論を読者の方々含めお待ちしております。

同じく好評な読者(HN ナハハさん)が平行して友里掲示板に連載している【勝手にコラボ】「オールアバウト裁判観戦記」をご紹介。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1273093041/123

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1273093041/134-135n

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1273093041/151-152n

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1273093041/180-182n

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1273093041/189-192n

最新の「189?192」はオールアバウトと伊藤氏の裁判内容の詳述。あくまでナハハ氏の推測でありますが、思わず納得してしまう説得力であります。

(ひとまず終わり)