鳴り物入り(最初から盛り上がっていなかったかも)でスタートしたフジテレビの「アイアンシェフ」。
低迷するフジの役員として二階級特進した大多亮常務は収録をみて
鳥肌が立った
と述べていたようですが、世間は鳥肌どころか鮫肌にもならなかったのではないか。
2時間特枠の特別放送でしたが視聴率はなんと
10.7%
と、あくまで推測ですが、フジの思惑の「半分」ではなかったでしょうか。
本日の第2回目放送は、満を持しての和のアイアン
神の子(あくまでフジTVの言)という「湯島くろぎ」の店主・黒木純氏
の登場であります。
「京味」の末端席へ出入りして久しい友里ですが、西さんの弟子で
神の子
が居たとは録画をみるまで知りませんでした。
挑戦者の自称フレンチシェフ(岩手県より)と
ラングスティーヌ対決
のようですが、果たして神の子がその肩書きに負けず勝利を上げることが出来るのでしょうか。
初っぱなからアイアン(しかも神の子)が負けたら番組として威厳(アイアンの任命責任も問われる)が保てません。
しかし日本人は優しい国民性ですから
被災地からの挑戦者
をむげに跳ね返すことも難しいのではないでしょうか。勝負は
僅差でのアイアンの勝利
となるのではないかと予想します。
そこで本日は初回の録画をみて気付いた点をいくつか述べさせていただき、今晩の視聴へむけて盛り下げ、もとい、盛り上げてみたいと思います。
1、ハイヴィジョンを侮るな
TV画面の解像度が格段に上がったので、出演者の顔のアップは非常にシビア。歌舞伎俳優の歯並びの悪さが歴然の件は以前のブログで述べましたが、審査員連中の容貌も現実は大変厳しい。
特に感じたのが林真理子女史。気付いた方も多いと思うのですが、彼女、
週刊誌の対談など書籍上(ウエブ上も)の写真を操作していないか
との疑問がわいてきます。
TV画面では如実にお歳がわかる顔面なのですが、週刊誌など写真はかなり若く(しかも皺やタルみが目立たない)見えるのではないか。
TVに出て現実を披露してしまうのですから、週刊誌などの写真も現実に戻した方が自然であると考えます。
2、TVに出るなら箸使いを学び直せ!
モンゴル出身の日馬富士はしっかりした箸使いを披露しておりましたが、友里が録画画面で見た限り、日本が世界に誇るお二人の箸使いが非常に心許なかった。
20年近く「世界一ソムリエ」の肩書きを引っ張り続ける田崎真也氏の箸使いはクロス
BMIがかなり高いからか歳の割に顔の皺が目立たない秋元康氏の箸使いは「握り」状態
世には箸使いをマスターする矯正箸も売っているくらいですから、フジは出演させる前に箸使いを特訓させるべきであったと考えます。
3、食材があらかじめわかっているのだから、はじめて知ったような顔をするな
初回をみてわざとらしいと思ったのが須田アイアンに挑戦した宮永氏。師匠の道場六三郎氏を真似たのか
その場でお品書きを書いていた
のであります。
しかし、彼らは事前に出される食材がわかっているんですね。一応表面的には、5つの食材をあらかじめ教えられていることになっております。(実際はピンポイントかも)
今回は収録前に
ジャガイモ、鮭、ラングスティーヌ、アグー豚、トリュフ
の中から選定されるとわかっていたはず。
よってこの宮永氏、1時間しか調理時間がないのですから、その場でゆっくり時間つぶしせず
あらかじめ5種のお品書きを用意
しておけば、すぐに調理に取りかかれたというものです。
どうせ前日までに、各食材によってどんな料理を造るか、色々と試行錯誤して決めているはずなんですね。
果たして今晩の視聴率、初回の10.7%を超えることが出来るかどうか。
微力でありますが、この友里ブログのアシストの効果があるかどうか、楽しみであります。