今後の友里本の予定

鳩山首相の辞任問題が広がっているようです。勝谷誠彦氏のメルマガ情報では昨日中に辞任だったのですが、はずれちゃいました。
鳩山さんに辞めてもらいたいと思う民主党議員は、今夏の参院選の勝敗だけしか頭にないようですが、本来なら「日本国民」にとって鳩山さんが必要か不要かを考えるべきではないか。自分の当落だけを考える改選組を中心にした辞任要求には疑問であります。

鳩山首相は日本にとってあまり必要ではないでしょう。多額の税金だけ払っていただければその存在価値はありますけど。
まあ私が社員でしたら、あのような世間知らずで根回し下手、思慮が浅くポリシーのない、付和雷同で脳天気な社長の元ではやっていられない。人の振り見て我が振り直せと言いますが、自分の実力と言いますか実態を自覚出来ないとああいう無様さを晒してしまうのかと再確認した次第です。
今夕、再度小沢氏と会談するとの報道ですが、一種のKYなだけに誰も鈴をつけられないのではないか。

自民党もそうですが、東大出、松下政経塾出、元高級官僚、元弁護士など一般に優秀と言われる経歴の人が集まってのこの体たらく。今回の普天間問題だけではなく、偽メール事件にしても端で見ているとバカなことやっているなと思うのですが、本人たちが自覚出来ないのが悲劇というか喜劇というか。

私が思うにこの手の人たち、今までほとんど頭を下げたことがないのではないか(集票活動以外)。小さい時から頭が良い、お金持ちだと言われ続けて、ある意味頭がマヒしてしまった。間違っても他人から指摘されないで育ってしまった結果、バカやっていることが自覚出来なくなったのだと私は考えます。

さて昨日、今後の友里本の件で出版関係者と打ち合わせをしました。以前、出版社からのオファーは3件あると自慢しましたが、社内稟議の末1社がボツに。よって出版がほぼ決定したのは2つだけとなりました。

1つは前々からブログでサブリミナル効果を狙うように書いてきた友里征耶の「オススメ本」。新規開拓に加えてオススメ本に載せる店(何回か訪問しての判断)へ最終確認のため再訪しなければならず、なかなかはかどらなかったのですが、レギュラーの日刊ゲンダイコラムが明日の6/2でしばし休載。9月の再開予定までの期間に再確認訪問に励む予定です。

そして昨日打ち合わせした企画は、「グルメの嘘」と同じく新書です。やはり個別評価を封印し、より具体的に飲食業界の仮面を剥いでいくといった内容になると思います。
「グルメの嘘」(新潮新書)発売時、友里征耶の集大成だとした記憶があるのですが、今回は「食材」、「調理」、「料理人」などのカテゴリー別にその仮面を剥いでいくつもりです。

取り上げる「お題」は、専門会社を経由して飲食業界へもアンケートを取るようですが、読者の皆様にも友里に書かせてみたいというような「仮面」がありましたら、ご教授いただければ幸いです。

こんな客釣りキャッチをどう思うか
この料理人の口上はいかがなものか
こんな調理なら誰でも出来る

など、日頃飲食業界に対して疑問を感じている事がありましたら、一般客や読者に限らず飲食店関係者の方まで、ぜひご連絡いただきたくお願い申し上げます。

今思いつきましたが、ワイン業界の仮面も剥ぎたいですね。ワイン業界にはびこる種々の伝説(テロワール絶対、ビオ賛美、ソムリエ過大評価、ブラインド能力、世界一ソムリエ絶賛など)についても疑問も大歓迎。
J.C.オカザワのように「初版印税貰い逃げ」にならないよう頑張るつもりですので、皆様のアドヴァイス、情報、ご教授をお願い申し上げます。