昨日久々にアマゾンで「グルメの嘘」のランキングをチェックしましたら、600位チョイでした。(今現在は1000位チョイ)
ここのところランキングがじり貧だったのでなぜ上がったか気になったので検索してみたところ、どうやら読売新聞の書評か何かで紹介されたようです。
http://www.yomiuri.co.jp/book/paperback/20091228bk15.htm
ジャイアンツだけではなく主筆に対しても言いたい放題だったので、日経新聞と共に絶対取り上げてくれないと思っていたので驚きました。
さて本日は初訪問のベスト3なのですが、選定にかなり悩みました。商売柄と言うのでしょうか、ダメそうな店へも敢えて(もとい楽しみで?)訪問するスタイルなので、良いと思う店の確率がかなり低いのです。いや、世に「よい店」がそんなに存在しないのかもしれません。
2つはあっさり決まったのですが、残りの1つが難産。最終的にはすべて関西のお店となった次第です。訪問は遥かに東京の店の方が多いのですけど、それだけ東京は「性格の悪い経営者や料理人」や「腕の良くない料理人」が多いと言うことなのかもしれません。
御料理 はやし 京都
今年何回もブログで取り上げてきたので、ここで多くを語る必要はないでしょう。今年も関西へ行った際はなるべく和食の店を訪問していたので、初訪問の店は結構ありました。「緒方」、「ます多」、「やました」、「にしかわ」、「ささ木」(移転後初訪問)、「近又」、「山玄茶」、「瓢亭」、「もめん」、「八寸」などですが、そのなかで「はやし」は一番印象に残り「八寸」と共に再訪した店でもあります。
一見取っつきにくそうな主人と女将でありますが、緊張感はありません。小さな店なの1つ星で良かったと思う常連客も多いのではないでしょうか。
エッソンス・エ・グー 大阪
高槻にあるフレンチ。シェフは東京のロブションの店で働いていたと聞きました。
「ボン・ピナール」の関西版と言いましょうか、ワインの値付けが安い。料理はよりディープで私の好みでありました。
ただし問題は皿出しの遅さか。ワインに拘るのは良いのですが、シェフが一々対応するので調理が進まないのかなり待たされます。ワインで時間つぶしするしかなくオーダー数も増えるかもしれません。
それでも安くないワインを飲んで一人1万7000円前後はCP良いと思います。
八寸 京都
「やました」にしようか最後まで悩みましたが、こちらを選択しました。
高いけど(3万円前後)食材や質を考えたらCP悪くない店なのですが、私が訪問した時は客が少なかった。不景気の影響をかなり受けているように感じます。
主人の次男が「和幸」修業時代、「小室」が兄弟子だったと聞きました。京料理屋の息子がなぜ東京で修業したのか不思議であります。かなり強面という長男は海外の店で働いているそうです。