松井秀喜の引退発表が行われました。
ここ数年の成績を考えると、メジャーからのオファーは無理だろうなと思っておりましたが、日本でのプレーを選ばなかったのはゴジラのプライドなのか。
福留しかり、リトル松井しかり。アメリカで通用しなくなっても
なんとか通用する
日本プロ野球界。
彼らと違ってゴジラは潔い決断だと思いますが、一生遊んで暮らせるお金を稼いでいますから(下手な投資や浪費をしていなければ)、後の人生は悠々自適でよろしいのではないでしょうか。
胡散臭い人や取り巻きに利用されてスッカラカンになった元有名スポーツ選手を挙げると枚挙に暇がないのは歴史が証明しております。純粋無垢な人が多いスポーツ選手であります。
今後の松井は、自称「株上手」の友里のアドヴァイスのみに耳を傾けるべきでありましょう。(おかげさまで4年ほど塩漬けになっていたメガバンク株、トータルで含み益がでるようになりました)
さて昨日のブログで
大阪にまともなフレンチはない
と定説を披露したら、早速ツイッターで突っ込まれてしまいました。
「絶品レストラン」でも2店ほどオススメ店を紹介しておりますので
まともなフレンチは皆無ではなかった
とここに修正させていただきます。ただし
ほとんどのフレンチはまともではない
という新定説を出させていただきます。
さて本日はCP編であります。
当然ながらCPワーストからの発表です。
ふく源
東京で最高値のフグ屋と教えられて訪問した店。
「孔雀盛り」(単に刺身の盛りが孔雀を形取っているだけ)が味のわからない芸能人や文化人に人気のようですが、フグ質の良さをまったく感じませんでした。
刺身のフグは旨みなく、天ぷら粉で揚げた唐揚げも不味い。ちり鍋もフグの旨みを感じなかった。
予約時刻より30分早く入店したのに、着席とほとんど同時に
孔雀盛りが出てきた不思議
客の予約時刻より1時間以上前から刺身を引くという
造り置き
をしていると推測します。
登龍
わずか5ヶの餃子が2000円。値付けの高さで有名な繁盛中国料理店。
干しアワビ、ツバメの巣、蘇眉といった高額食材を一切頼まなかったのに、ビールと一番安い紹興酒(6500円)を2本頼んでの支払いが4万円超と破格の請求額。
ヨイショで言えば高額和風中華、はっきり言えば何ら特徴がない中華。中国料理ではなく、中華と言われていた時代の料理であると考えます。
中国料理界のキャンティ(なんちゃってイタリアン)みたいな存在ではないでしょうか。
銀座ゆたか
世界一予約が取りにくいステーキ屋、世界一客単価が高いステーキ屋、と言われている「かわむら」の店主のルーツ(この店の店長だった)を検証しに訪問。しかしステーキはまったく別物でありました。
フィレはニンニク味で蒸し肉みたい(鉄板に敷いたニンニクスライスにフィレ肉を置き、蓋をかぶせて蒸していた)、サーロインは炭火焼きでしたがベチャベチャと仰天の食後感。
添えられたベークドポテトがこの日一番美味しく感じたのであります。
客単価は5万円と「かわむら」より遙かに安かったですが、「ルースクリス」に2回以上行ける支払額(しかも食後感も劣る)だけに、友里の再訪はあり得ないでしょう。
CPベスト
鳥しき
後輩のピンチヒッターで初訪問。超人気店だそうですが、その存在を知りませんでした。
難点は皿出し(正確には串出し)の遅さ(2時間以上かかってしまう)でありますが、世良田の半値でこれだけの高質にビックリ。再訪したい店であります。
ステーキハウス桂 グランドプリンスホテル
プリンスタワーの「桂」は高くて肉がイマイチで再訪ナシと判断しましたがここは別次元か。
鉄板焼きコースにビール(瓶ですよ)やワインなどの飲み放題をつけて
8000円(定価)を早割で7000円ポッキリ
コンビーフ、生ハムのアミューズに、サラダ、それに帆立やステーキ、ガーリックライスという鉄板焼きがついて
7000円ポッキリ
ですから驚嘆のCPでありました。
サラリーマン時代の同期会(総勢6名)だったので割り勘負けしないように(飲み放題だったので関係なかった)、そして元を取ろうとワインを飲み過ぎて二日酔いになってしまった友里でありました。
この支払額では肉質もワイン質も充分。
ただし幹事がある旅行代理店の代表者だっただけに
特別待遇
の可能性も考えられます。同じ条件での検証が必要かもしれません。
グリルK
千石にある炭火焼きカウンターステーキ&ハンバーグの店。どのランクの肉も美味しかったので立て続けに3回訪問してしまった。
でも6000円前後の宮崎牛も悪くはないですが、ここでは
2380円の国産牛リブロース(180g)
で充分。
「ゆたか」の百倍食後感が良かったです。