それでは2015年を締めくくる「ワースト店」の発表です。
★ アッピア
今さらジロー的なリストアップかもしれませんが、今でも流行っているようなので取り上げることにしました。
以前は業界人などに人気だったようですが、未だにここへ足繁く通っている人の食経験はどんなものなのか。
まともなイタリアンどころか
まともな店に行ったことがない
としか思えないほど、美味しくない料理でありました。
素材の質がどうこういうレベルではありません。
プロの調理というより
そこらの腕自慢の奥様による家庭料理
のような食後感。
いや世にはもっとお上手な奥様は沢山いらっしゃると思います。
超久々の訪問で友里は行きたくなかったのですが、未訪の同行者のたっての頼みで突入。
貴重な一食の機会を無駄にしたと考えます。
【海外編】
★ Luksus(ブルックリン)
ブルックリンにある、アルコールはビールしか出さないコース料理店。
今流行なのでしょうか、大箱ピザ屋の奥にカウンター式コース料理店がある「Roberta’s」と似たようなコンセプトでして、この店は
ビールバーの奥にあるカウンター式コース料理店
料理自体はそんなに悪くはないのですが、そのコンセプトが「ワースト」であると判断してのリストアップであります。
料理は未だにNYCに生息する少量多皿ですが、アルコール類がビールのみ。ワインなどは存在していない。
よって皿が変わるごとに、アルコールを摂取したいなら違ったフレーバーのビールを飲まなければならないのです。
日本にある普通のビールならまだ我慢出来るのですが、ここに用意されているのはそれぞれクセがあるんですね。
かくしてビールどころか、それに足を引っ張られて料理自体も
美味しく感じなかった
のであります。
ニューヨーク人の嗜好に大きな疑問を持ったディナーでありました。
今年は公私共々(特に本業)で激動の1年でありました。
では来年は楽になるかというと、今年より更に忙しくなるかも。
いつ来るかわかりませんが、グランソヌリと豪マン、フェラ~リに囲まれての引退生活を夢見て来年も頑張る所存であります。
今年も大変お世話になりました。
よいお年をお迎えください。