昨日のブログ、人間ドックに想定されていない検査も重要ではないかとの個人的意見でありましたが、予想通り反対意見もありました。健康診断など必要ないとの専門家(医療業界)の意見があることは存じておりまして、あとは2つの意見のどちらを信じるかどうか、個人の判断であると思います。
友里の場合は、かなり昔に身内の癌が人間ドックで発見され、手術などの処置でその後何十年も生存した事実から信じているのであります。
人間ドックを受けなくても生きながらえていたか、手術をしないことによってQOLが損なわれず楽しい人生(短かったかも)を過ごせたか、などは同時に経験できないだけに正解はわかりません。まさに
人それぞれ
の自己責任であると考えます。
さて本日は最近受けた検査で体験したお話であります。どうして自分はいつもこんな目に遭うのかとある意味感心してしまいます。
心エコー
セカンドからサードまでオピニオンを受けたので、この検査は2人の医師からうけることになりました。問題は2回目の病院でのこと。
呼び出されて入室したら、看護師(女性)はおらず年配医師一人のみ。上半身裸になってベッドに横たわり
痛くもなんともありません。20分ほどで終わります
の説明に安心していたのですが、その後の20分(もっと長く感じた)は友里にとって地獄(天国?)であったのです。
エコー検査を受けた人はおわかりだと思うのですが、ジェルを体に塗ってエコーの端末?を皮膚に密着して測定するこの検査。ベテラン医師は画面に夢中なのは有り難いのですが、より詳しく心臓を見ようとしたのか、端末を押しつける場所を選ばないのであります。つまり
左乳首
をバンバンこするように押しつけてくるんですね、端末を。あまり人に言っていないのですが、多分普通の人よりもこの部分がかなり敏感な友里。くすぐったいような痛いような変な気持ちで
乳首が勃起して悶絶寸前
になってしまったのです。ベッドの上で体をクネクネしている友里。画面がよく見えるからか部屋の照明を落としておりまして、しかも医師と2名だけ。正直
危険
を感じてしまったのであります。
男性でこれですから、女性の心エコー検査はどうなるのか。やはり突起物に医師は容赦ない攻撃をしかけてくるのか、経験された方に伺ってみたいものであります。
負荷心電図
これは安静時ではなく、トレッドミルで歩く(走る)ことによって心拍数を上げて心電図を測定する検査であります。
最初はゆっくり歩きの上り坂程度の負荷だったのですが、心拍数が上限になるまで(早い話、へばるまで)続きます。3分ごとにベルトのスピードが上がってくるのですが、加齢で肺活量が減ってきているとはいえこの手の体力に自信がある友里、なかなか検査が終わらず最後はほとんど全速力に近い形で走らされる結果になったのです。
早い人なら2ステップ目で終了してしまうこの検査、スポーツジムへいったような汗をかいてやっと検査が終わったのであります。
こんなに疲れる検査、心臓に問題がある可能性がある人が受けて良いのでしょうか。
心臓MRI
心臓の動きを把握しながら画像を編集するためか、心電図の装置を胸につけたままMRIの中に入ります。
検査技師がパッドのようなものを装着するのですが、うまく心電図が作用していないのか、やり直しが3回ほど。
息を吸って~、吐いて~、止めて~、はい楽にして
の連続なのですが、心電図の調整に熱中していたのか、「楽にして」のかけ声がなかなかでなかったことが2回ほど。素直な性格なのでそれまで息をとめて我慢しておりましたから、死ぬかもしれないとおもうほど苦しいことがありました。
最後は若い医師がやってきてパッドを調整して無事検査が終わりましたが、費やしたMRI検査時間は1時間を優に超えておりました。
閉所恐怖症ではないのですが、これまた苦しい検査であったのです。
こんなことを書くと、これらの検査を躊躇される方がでてきてしまうでしょうか。しかし「もってる」友里限定の経験と思っていただければ幸いです。