京都のイタリアン店主は作柄偽装をどのように弁解するのか

昨日の配信を終わり、残すところあと2回となった友里ちょくマガ。マスヒロさんと違って最後まで手を抜いたと思われたくない、読者の方々に損したと思われたくない、と考えまして新たなコーナー(実態を知っているグルメライターを丸裸にする)をはじめまております。

昨日は伊藤章良、来週は麻生怜央、そして最終回は豪華に最強の似非グルメコンビ

来栖けい&わぐりたかし

を予定しております。(敬称略)
いずれの人も、友里がダイレクトに会食などを通して知り得た実態。
伊藤さんを除いて3人は「下戸」なんていう既知の情報ではなく、よりディープな裏話を展開したいと思います。

4ヶ月あまりのメルマガ配信で気付いた点、それは

読者数が限定された土俵なので、ブログでは書けない過激な内容もアップできる

ということ。
残り2回、わざわざ購入していただく必要はないですが、既購入の方はご期待ください。

 

さて、昨日のブログで取り上げた性悪な京都イタリアンシェフの

白トリュフ作柄偽装

でありますが、読者の方から関西の実態や助言をメールなどでいただきました。
かなり問題点が多いと思いますので、本日もそのことについて取り上げてみます。

まずは関西の実態。
何でも関西の白トリュフなどを卸す業者は数が少なく、表現がイマイチよくわからないのですが

悪代官

であるとのこと。多分関西の卸業者は

不当利益を上げている

ということでありましょうか。今回のことを当てはめますと

現地では値下がっているのに、不作とウソをついて店には高く卸している

ということか。この情報は

卸業者=ワル  料理人(店)=被害者

という構図でありますが、これが本当だとしても、友里は関西の料理人(店)に問題提起をしたいのであります。

卸業者の横暴をそのまま受け入れて高い仕入れ値の白トリュフをそのまま客に転嫁することは

客に対する背信行為

ではないか。客にボッタクリ白トリュフを掴ませるくらいなら、取り扱わなくても良いのではないか。
こんな事を言うとまた関西人から袋だたきにあうかもしれませんが

なんちゃってイタリアンしかない関西で、そもそも白トリュフを提供しようとすること自体が間違い

背伸びなどせず、もともと関西風イタリアンなんですから

身の丈に合う関西の地のものだけを使っていれば良い

こう断言すると、出禁どころか関西人すべてを敵に回すことになるかもしれません。

もう1つの助言は

本物のアルバ産白トリュフはもともと収穫量が少ないので、本場アルバで出回っている白トリュフの大半はマルケやウンブリアなど産地偽装のものだ(要約)

確かに白トリュフ祭りに出店している屋台みたいなところの白トリュフ、危なくて買ったことはないのですが、上記の助言の骨子は

アルバの白トリュフはほとんどがインチキだから、豊作や値下がりという友里の情報は間違い

と京都シェフから反論されるということでありましょうか。
仮に件の京都イタリアンシェフがこう言い逃れしたとしても、このレトリック?には根本的な欠陥があるのであります。

もし仮に友里が本場アルバで見てきた、路面店やリストランテなどで売られていた去年より値が下がっている白トリュフすべてがアルバ産ではないとしても、それがアルバ産白トリュフの不作を示すことではないということ。

どういうことかと言いますと、アルバ産を本物、それ以外を偽物と簡単に表記し直しますと

本物が下がっていないなら偽物も値が下がるはずがない

当たり前ですよね。偽物を本物として売っている業者は「不当な儲け」を狙っているわけです。そんな連中が、

本物が値崩れしていないなら、偽物をわざわざ値下げするはずがない

ではありませんか。換言すると

本物が値崩れしたから、仕方なく偽物も値下げせざるを得なかった

のであります。

こんなこと、まともな客なら誰でもわかることですが、関西の料理人はこの言い逃れで関西客を誤魔化せると思っているのでしょうか。
そうだとしたら、民度がかなり低いとしか言いようがない。

昨日は定休日だったそうで休み明けに質してみるとこの京都イタリアンの情報を友里に教えた読者は言われておりましたが、果たして

三条通り近くのリストランテシェフはどう弁明するのか

楽しみなのは友里だけではないでしょう。