デビュー前はかなりの頻度でワイン会に出席したり主催したりしていたのですが、最近は予算と時間の問題でさっぱりご無沙汰。
会合は「食事会」ばかりでありましたが、先日久々にある方のワイン会に出席する機会に恵まれました。
ワインをメインにする「ワイン会」と違って食事会だとワインは二の次になります。高価でレアのものは頼めず、料理を邪魔しない比較的若いものを予算の都合上選択せざるを得ないのですが、ワインが主役だとワインの内容はかなりハイレベルになることがあらためてわかりました。
飲んだ自慢になるのでためらったのですがネタ不足もあり書いちゃいますと、パリから空輸で持ち込まれたワインは、サロン、コシュ・デュリ、アンリ・ジャイエ、マルゴー、ラ・ターシュ、エルミタージュ・シャペル、造り手不詳のシャブリとコシュ・デュリ除いてすべて90年以前のものでした。(ワイン名や造り手を同列で書いてすみません。ある程度ぼかしたいもので)
70年代のものも3本有りましたか。苦手なブラインドで1本1本飲んでいったのですが、出るワインがわかっているにもかかわらず、生産村を間違えるどころか1本品種を外してしまうこともありました。
フランスできちんと保管されているワインを空輸で持ち込んだワインは、日本で普段飲むワインと同じものでも熟成度が違います。色、味わいとかなり若く感じます。熟成度が進んでいませんから複雑味も少なく品種の特徴がわかりやすいはずなのですが、ブラインド、本当に難しいです。
やはりワインはラベルを見て、先入観持って安心して楽しみたいものです。
ワインでさえ私のようなレベルではなく有名なプロでもブラインドで外すというのに、何千、何万、何十万とあるだろう食材と生産地の組み合わせの違いがわかると豪語する過食のオコチャマ・来栖けい氏。言うのは勝手で信じるのも信者の勝手でありますが、まともな常識と知識の持ち主なら、まったくいい加減な「ホラ」だと見破ってしまうでしょう。
だいたい5年前のデビュー時に、「さわ田」、「次郎」、「兼定」、「水谷」、「銀座 小笹寿し」など都心の有名店へ行ったことなく奥沢の「入船」を日本一の鮨屋と断言した放言癖のある人です。
食材のブラインドどころか、寿司屋のブラインドも出来ない人だと思います。
友里掲示板
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