久々の「野田岩」訪問

夏が稼ぎ時の鰻屋のなかでも有名店、友里取り上げ率も上位の「野田岩」を久々に訪問しました。
丑の日を過ぎていたからか、思ったより並ばずに入れました。
メニューを見てビックリ。友里の問題提起を素直に反映したとは思えませんが、いくつか「天然鰻」と「養殖鰻」に関しての記述が増えております。
「志ら焼」(普通の白焼き)では

天然鰻を使用するが、不漁の際は養殖鰻を使用する。

といった内容の表記がありました。今までは「志ら焼」はすべて天然と言っていたはずです。推測するに、「この白焼きはどこの川だ」といった鋭い突っ込みをする客が増えたのではないでしょうか。
時価表記の「筏」や「中串」(これが天然鰻)がメニューから消えておりましたが、今なお反省の見えない表記もありました。
メニューの下の方には

養殖鰻は焼津産、天然鰻は季節によって産地が変わる。

とありますが、天然鰻なんてほとんど仕入れておらず頼む客も居ないだろうに、まだこんな紛らわしいこと言っています。

当店の蒲焼き、鰻重は焼津産です。数少ないですが天然鰻も用意していますので、ご興味ある方はスタッフに問い合わせしてください。

と書けば良いのです。ホント紛らわしい。
更に問題なのは「箸袋」です。
相変わらず「天然うなぎ 五代目野田岩」と大きなロゴがあり、

天然鰻のお吸い物のきも、又はきも焼には釣針が入っていることがありますのでお気をつけて下さいませ。

天然うなぎ使用期間4月?12月(目安期間です。漁期に多少のズレがあります。)

懲りないようで、未だに「天然鰻」を多く出しているような誤解をさせる表記です。1日で何人の客が天然鰻をオーダーしているのか公開したらどうか。その数字を公開したらたら、こんな表記は出来ないのではないかと私は考えます。

だいたい飲み込んだ「釣針」が肝に入るものなのか。吸い物に入れている「肝」は、単なる「消化器系の内臓」なのではないか。

養殖鰻も釣り針で捕獲しているというのか。

四万十の天然鰻はTVで見るかぎり釣ってはいなかったぞ。

と友里がいくら言っても、蛙の面になんとかでしょうね。
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