読者の方から、「通販生活 2011夏号」で山本益博さんが大々的に「飛雁閣」の点心を宣伝しているとの情報をいただきました。
http://www.cataloghouse.co.jp/features/tsuhanseikatsu/
早速アマゾンでその雑誌を入手しようとしたのですが、自宅へ送られるまで1週間ちかくかかってしまいました。手にとってみると21頁から3頁つかった頒布会の宣伝であったことがわかったのです。
旨い!これが本物の点心の味だ。
と銘打って、6月から6ヶ月分の中国料理店「飛雁閣」の点心頒布。1ヶ月分は4種の点心で価格は5,985円ですから結構高いですね。
この宣伝の1頁目で大きなアップ写真が出ているマスヒロさん。さかんに
化学調味料を使用していない
を連発しています。もう友里ブログでは何回書いたかわからなくなっておりますが、彼は並木橋の街場中華「有昌」の化学調味料てんこ盛りの
シイタケそばを絶賛
していた舌の持ち主。どこかの施設にでも入ってMSG抜きのリハビリを受けてきたのでしょうか。
まあ料理評論家と言いながら店から便宜供与を受けているのは周知の事実だと思うのですが、この「飛雁閣」は友里もちょっと絡んでいただけに、間違いなく店側からの提供があったと私は考えるのです。
無化調調理を謳いながらも厨師の実力が問題だったからか集客に苦しんでいた「飛雁閣」。コンサルを通じて友里にアドヴァイスを求めてきたことは以前のブログで書きました。その際「タダ飯」の提供オファーだけではなく、
お車代
まで出てきそうになりましたが、そこはハニーだけではなくゼニー(銭)のトラップにも細心の注意をはらっている業界の嫌われ者・友里征耶です。勿論丁重にお断りしたのですが、この店はそのような
便宜供与に積極的
な店だということがわかると思います。
自腹で数回訪問して自分なりの提案をさせていただいたところ、名刺交換で足がついたのか店で出している紹興酒では一番手頃なものを会社へ送っていただきまして、仕方なくそれだけはいただいておりました。
知り合いのプロ業界人は、ブログでこの店の料理を取り上げただけで、最高レベルの紹興酒が送られてきたと言っておりましたから、料理の改善ではなく店宣伝には積極的な経営者であります。
また昨年のブログでも書いたのが、プレスから素人ブロガーに至るまでの
タダ飯招待で釣る取材依頼
http://tomosato.net/weblog/date/2010/06/07
なりふり構わない店宣伝であります。
化学調味料に寛容というか大量添加に気づかない舌の持ち主・山本益博氏が化学調味料無添加の点心を宣伝する不思議。
「飛雁閣」の個室内で点心を紹介する写真もありましたから「タダ飯」はまず間違いない。今までの経験から、それ以上のものの「やり取り」があったことを想像するには難くないマスヒロさんの飛雁閣宣伝でありました。
私は何も金員含めた便宜供与を受けるなと言っているのではありません。数年前、「月刊ゲーテ」が山本益博氏に向けたタダ飯疑惑に対し「事実無根」と反論し、法的対応のほか領収書の開示までほのめかしたマスヒロさんですが、その後はまったくフォローなし。
便宜供与を受けても構わないけど
タダ飯やお車代
を受けたらしっかり開示するのが料理評論家を自称する人の矜持であると私は考えます。