昨日のブログ、各国での中国人の復活をメインに書いたつもりだったのですが、友里掲示板では「レストランの予約方法」に関してちょっと盛り上がりました。
友里グループがブリストルの入り口付近の席、中国人グループ(ロエベの郵便バッグたすき掛け)が奥のテーブルとなったことで予約を頼んだカード会社(正確には提携先のシティトラベル)の力量のなさを嘆いたのですが
きっと顔の造作や容姿も重要なファクターなんだろう。仕方が無いわ。諦めようや。
と友里の容姿や振る舞いからの扱いだったとの厳しいご指摘も受けました。
どんな田舎者の白人より下に見られても文句言わないでしょ?
との書き込みもありましたが、この場合の白人とは
アメリカ人を含んでいない
と受け取って良いのでしょうか。以前のブログに書いた記憶があるのですが、あれは10年以上前だったか、アルページュへ行った時の事であります。7~8名のグループ客が来るのでしょうか、テーブルをくっつけて並べていたのですが、そのテーブル上になんと
ケチャップの瓶
が置いてあるのです。どんな客が来るかと思っていたら、予想通り
アメリカ人のグループ
だったんですね。でも幹事役らしき人が怒ってスタッフに文句を言ったのでテーブルからケチャップの瓶は下げられたのであります。
アメリカ人はフレンチにもケチャップをかける
と当時のパッサールは思い込んでいたのでしょうか。これって結構アメリカ人をバカにしているなと思ったものでした。勿論、友里達のテーブルにはケチャップ瓶はありませんでした。
また若い頃、ルキャ・カルトンに行った時の事です。記憶では大きなホールは段差で区切られておりまして、我々は入り口に近い低いフロアに着席させられました。一番悪い場所でしょうか。周りは日本人とアメリカ人ばっかりだったことを思い出したのです。
その他のご意見では、
カード会社経由の予約ではどこのカードでも席に大差なし
最強の予約方法は、手紙かファックスによる直接コンタクト
友里も20世紀まではファックスで予約をしていましたっけ。当時はまだ若かったので席の良し悪しなどあまり気にしませんでしたので、良い席に座れたかどうか記憶にありません。
直接やりとりなので日本語が使えない不便さに加え、当時はまだリコンファームが当たり前の時代だったので面倒なこともあり、いつの間にかカード会社経由の予約で楽をしてしまったのです。
確かにレストランの予約は直接コンタクトが、一番誠意が通じると思いますが、もう1つ有効な予約方法は
ホテルのコンシェルジュ
の利用ではないでしょうか。最近の3つ星など有名店は予約殺到なので、宿泊時での依頼では席が取れないと思いますが、予約済みのホテルのコンシェルジュに事前に頼んでおけば予約は簡単に入ると思います。
ホテルの格によって結果(レストランの扱いなど)は違う可能性がありますが、それは仕方がないこと。あまり経験はないですが、ブランド店などでの買い物でも、宿泊ホテルの差で結構扱いが異なるのではないかと思います。お直しなども含め、快く物品を届けてもらうにはある程度のホテル宿泊が必要だと思います。
日本でもコンシェルジュ予約が有利(外人には)なのではないでしょうか。1ヶ月先まで予約が入らない小さな3つ星鮨屋、ホテルからの紹介客が結構来ると言うんですね。
でも外人が数ヶ月前からホテルのコンシェルジュにコンタクトするとは思えません。友里が思うに、格あるホテルはある程度の「枠」を持っているのではないか。旅行者ですからドタキャンを心配したのですが、主人曰く
来なくてもホテルが支払ってくれるから安心
とのこと。後でホテルからドタキャン客に請求するのでしょうが、このシステムならドタキャンに悩む人気店は安心してホテルの予約をとれることになります。いや積極的に予約を取りたいのではないか。その理由は支払いが間違いないと言うだけではなく
外人だから文句を言わないので気楽だ(味がわからないので手を抜ける)
こう断言してはまた怒られるでしょうか。
最後にカード会社予約に関してもう1つ。JCBやVISA、ダイナースなどならどの会社経由の予約でも大差ないと思うのですが、アメックス(ただしプラチナ以上)は違うのではないでしょうか。
私は最近このカードを持ったばかりなのでその効力を試す機会がまだないのですが、知人の話ではかなり使い勝手が良いのではないか。カード会社経由で予約すると
ホテル:部屋のアップグレード、レイトチェックアウトが可能(部屋が空いていれば)
飛行機:正規料金ならアップグレードが可能
レストラン:細かい要求(食材や料理内容など)を取り次いでくれる
などの特典があるとか。24時間対応で繋がりやすいというのも魅力的であります。
部屋のアップグレードやレイトチェックアウトは、カード会社に頼まなくても交渉次第で可能でありますが、なぜに飛行機のクラスがアップグレード(マイルの提供なしに)できるのか。思うに条件である
正規料金
がポイントではないでしょうか。欧州便を例に挙げると、割引運賃なら10万円台からあるエコノミー(期間限定では数万円から)でありますが、正規料金だと
70万円超
となっております。昔から正規のエコノミー料金とビジネス料金は大差ないと聞いておりましたが、これではビジネスセイバーと同じではないか。
またファーストへのアップグレードを狙ってビジネスの正規料金を払うとしたら
110万円
もかかってしまいます。
アメックスのサービスといっても、航空券の特典はほとんどないと考えるのが無難ではないでしょうか。
本日のブログ後半、アメックスの宣伝みたいな感じになってしまいましたが、何ら便宜供与はなく、事実を述べただけと判断しております。