レアアースに対抗するには、フカヒレと鮑の輸出禁止だ!

中国船長を釈放したのに、自己責任を問われるべきフジタ社員4人の解放の目処は立たず、レアアースの問題も残ったまま。日本への輸出の通関検査も厳しくなっているそうで、己の利益しか考えていないシャイロックのような経団連は

早急に平静化するよう双方が対応すべき

と脳天気なコメントを出しています。中国の顔色をうかがうだけの我が国経団連が中国政府に要望を出せるはずがなく、このコメントはすなわち日本政府に

我々の死活問題だから一層の譲歩をしてくれ

と言っているようなものです。
領土も国益も関係ない。国民のものであっても直接自分たち(役員と所属企業)の所有ではない領土なんて中国に差し出してでも、

中国相手に儲けたい(その結果自分の報酬を高額にしたい)

という売国思想が見え見えであります。
日本国民としての矜持があるなら、今回の中国の暴力団的圧力に関して経団連としての

コメントを発してみろ

と私は言いたい。まあ、ソロバンしか頭にないヘタレ連中には無理ではありますけど。

さてこのまま中国が振り上げた拳を下ろさなかったらどうなるのか。2年後には中国の優位性が無くなる(供給元が中国だけではなくなる)というレアアースだけではなく、これからシーズンの上海蟹も日本には入ってこなくなるのか。

蟹を好まない友里としてはまったく気にならないのですが、本来ならイの一番に禁輸にしてもらいたい物があるはず。それは

質の悪い農産物やパチモン商品、そして加工食品

であります。中国がこれらを自主的に禁輸してくれれば、日本のデフレ解消に大きな効果が出るのではないでしょうか。

日本は大人の対応をするべき

といった平和ボケした知識人がおりますが、ヤクザや宅間守に対してもそんな手段が通用すると思っているのか。世のもめ事に対し、「大人の対応」だけで事が足りるなら

警察や軍隊は存在価値がないではないか

と私は言いたい。三国志を挙げさせていただければ、義を最後まで通した英雄もいましたが、ほとんどが騙しや寝返りを狙うものばかり。中国の国民性を考えたら、櫻井よしこ氏ではないですが、

1ミリたりとも譲歩してはいけない

のかもしれません。
そこでレアアースなどの対日禁輸に対抗するため、友里的に考えた対中禁輸物質が掲題の食材であります。

フカヒレ姿煮や干し鮑は中国料理の花形として有名ですが、私の記憶ではそのほとんどは日本から輸入していると聞きました。レアアースとはスケールが違いすぎますが、出来るところからコツコツとやっていくのも必要かなと。

そして今思いついたのですが、もっと中国料理界に影響を与える物がありました。中国料理にとって「必須」の調味料

味の素(化学調味料)

であります。日本で考案されたこの旨み調味料ですが、日本の専売特許ではなくなったかもしれませんが、廉価な中国料理店だけではなく、高額中国料理店でも現在はこの調味料がないと料理が簡単に出来ないと言われております。

レアアースに対抗するには味の素、フカヒレに鮑

この圧力で尖閣諸島へのチョッカイを中国が諦めるかどうかは甚だ疑問でありますが、気軽に出来る中国への圧力であると私は考えます。

もともと中国料理を食べる機会は少なかったのですが当分の間、香港や中国系資本の中国料理店へ行くのを自粛しようと思っております。これはあくまで私個人の考えでありまして、他人に訴えるような高尚なものではありません。
中国人の客が多かった飲食店も、例え日本資本であっても行きたいとは思わなくなりました。

不人気になりそうな政府が人気を回復する手段は(国民の不満を解消する)

ナショナリズムへの煽動

であります。今の中国を見ればサルでもわかると思うのですが、そのサル政権は大人の対応とか称して

世論の沈静化

を目指しているのか。国連での平和ボケ発言(最小不幸の・・・)とか、この政党の精神年齢は正にオコチャマそのもののようです。