ヨイショ三昧で一般感覚が麻痺したライターたち

友里掲示板の関西スレで議論されているヨイショライター問題。主役は

門上武司さんと関谷江里さん

であります。私が以前から問題視している店(料理人や経営者)との癒着、もとい協力関係を第一に考えた店宣伝を己の生業とする

自称編集者・自称ライター

たちであります。
とくに最近の関谷江里さんは、今年前半に出す店宣伝誌(淡交社から出版予定の写真付き自称料理店ガイド)のための取材でてんやわんやとか。
ついにブログでは、店側からの配慮(写真撮影のための料理提供)を公言し、一日に何軒もの店訪問(営業時間外も含め)で写真を撮りまくっていることも公開しております。
しかし、いくら印税目当て(出版による売名目的とその後の店からの優遇期待も)といっても、一般客とかけ離れた店との癒着具合をこうもあからさまに書いて良いものなのか。例えば以下のブログ。

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2011/01/post-4c31.html

この時期タクシーでしか訪問できない「美山荘」への取材で、東京から来た知人に2万円のタクシー代を肩代わりさせ、料理は店にお世話になったとしか思えない記述であります。
また店関係者との癒着自慢も半端ではありません。

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2011/01/nhkhana-d941.html

京都吉兆との関係は半端でないのはわかっておりましたが、

徳岡邦夫さん、スターです
「馬車馬のように働く」すぎ~ちゃん

と、総料理長兼代表取締役や専務取締役との不自然なまでの癒着を自慢してしまってよいのか。私は

京都吉兆の料理が変

だから問題にしているのではありません。味の好みは人それぞれ。奇抜な味の料理でも、「美味しい」と感じるのは関谷さんの自由なのですが、料理人や店関係者とこうまで親しさを暴露してしまって

ライターとしての公平性を欠き信用がなくなる

というリスクを考えないものなのか。ここまで店側に借りをつくった自称ライターの出版する本を参考にする人がいるとしたら、

関谷江里さんの信奉者や読者の民度は限りなく低い

と私は考えます。いや、このような醜態(店との癒着自慢やタダ取材の公開)を平気で晒す関谷江里さんも、

KYで民度が低すぎる

としか言いようがありません。関西の重鎮・門上武司さんも負けてはおりません。
彼のツイッターでは

明日からフランスへ。京都や大阪の料理人さんたちとの旅も今年で6回目を迎える。原稿ラストスパートです。

と呟いております。おそらく例年通り祇園さヽ木の店主たちとの仲良し旅行へ行っているのでしょうが、これほどの癒着を平気で公開したら

編集者としての公平性を問われてしまう

と考えられなくなっているところが門上さんの悲劇であり、喜劇であると考えます。
お茶屋遊びと祇園さヽ木での食事のセット企画で、

9万円

という考えられないほど高い参加料での募集をしていた門上武司さん。儲けへの執着力は人一倍あるようですが、一般常識に関しては疑問を持たざるを得ません。
関谷さんや門上さんが立派に生計を立てていられる関西圏。

民度が問われる

と書くと怒られるでしょうか。東京にも大御所の山本益博さんが健在ですから、大きなことは言えないかもしれません。