今日は久々にミシュランネタです。以前のブログで、調査員が訪問した後カメラマンや事務方がミシュランを名乗って訪問しているようだと書きました。しかし、実は調査員自身がその場で名乗っているという確かな筋からの情報が入ったのです。
もう10年以上行っていないというか、すっかり存在を忘れていた学芸大学近くの「S」。友里は普段実名で書いておりますが、出版前ということで気をつかいましてイニシャル表示とさせていただきます。
ここにミシュラン調査員が訪問して食べていたと思ってください。
初回の訪問か2回目かわかりませんが、最後に主人にミシュラン調査員であることを自ら話したとか。
「よろしくお願いします」との主人の言葉に、「未だ載ると決まったわけではないですから」と答えた調査員、その後掲載が決まりその掲載許可を取りに再び訪問したそうです。
店に顔バレなんですけどこれで良いんでしょうか。どうも日本のミシュランは脇が甘いというか、調査員の人数や構成、メンバーにグランメゾンの元関係者がいるなど本来秘密にするべき事項がバレバレになっております。
私は日経新聞の取材の際、日本人のミシュラン調査員の経験や実力に疑問があると述べました。漏れ聞くところ、調査員の一人は和食に無理にワインを合わせて楽しんでいるようで、そのセンスに私の推測は当たっていると確信しました。
しかしこの「S」、ピークは15年前くらいではなかったでしょうか、最近はまったく噂にも聞かず埋没していると思っていたのですが、星がいくつなのか、発売が楽しみです。