マックのサクラ

今朝のTVで、マグドナルドが大阪でのクォーターパウンダーの発売日に「サクラ」を動員したのではないかというニュースがありました。ネットの産経ニュースにもありますのでご覧ください。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081225/crm0812252244033-n1.htm
しかし、1000人も時給1000円(商品購入代は別)で雇って並ばせておきながら、「モニタリングでサクラではない」というマックの弁解はあまりに見苦しい。
確かに1000人の売り上げは50万円だけかもしれませんが、行列に釣られて並んでしまった一般客が何人いると思っているのか。
「人気がありそうだから並んでみるか」、「こんなに流行っているならさぞ美味しいんだろう」、と騙されて並んだ人はかなりの数だと考えます。
しかも1時間しか拘束しなかったとしても1000円x1000人で100万円のバイト代がかかる他、バイトを募集したフルキャストとマーケティングを依頼したという会社にも費用が発生しているはず。もしかしたらバイト料より多いかもしれません。
つまり何百万円も投入して、1日の売り上げ1000万円という見せかけの新記録を達成しただけの茶番劇と言えるのです。
よくまあ、しゃあしゃあと「来店者数を操作する意図はなかった」とコメントしたなと呆れてしまいます。
これを「サクラ」、「やらせ」、「煽り」と言わず何というのか。
「日本のハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ」との仰々しいキャッチが目立っていましたが、アメリカではどうってことない大きさの単なるバーガーであります。要は重量ではなく肉質と味。
こんな「サクラ」をやってしまっては、「マックよ、もう終わりだ」と言われても仕方ないでしょう。
マックを最後に食べたのは何時だったでしょうか。往年の勢いがあるとは思えませんが、未だに入店している客を見て不思議に思っていた友里。
時給1000円貰えてタダならば私も入店するかもしれませんが、自腹、いや時給なしのタダでも私には魅力的なハンバーガーであるとは思えません。