マスヒロセレクトに「お中元」が登場

料理評論家と自称する人が、「お取り寄せ」で食材メーカーの宣伝の片棒を担いで良いのか、と以前問題提起した山本益博氏。
友里掲示板の書き込みで知りましたが、今度は「お中元」までやり出したようです。まずはご覧ください。
http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/
ネタ不足で悩む友里(自虐シャレですのでアンチの方、本気にしないでください)、本日はこれを取り上げることにします。
人の商売に一々ケチをつける気はないのですが、料理評論家として全国区的な知名度を誇るマスヒロさんが、なぜその専門分野の範疇である食材の特定メーカーとコラボを組むのか。これでは厳正に食や店の評論が出来るはずがないではないか。料理評論家としての「矜持」を捨てなぜこのような愚行に奔るのか、私には理解できないのです。
今回のお中元のメーカーは丸八製茶場と丸山海苔店の2会社。いずれも「山本益博の厳選! 取り寄せごはん」という本に掲載されております。
コラボを組むことによってこれらのメーカーから何らかの見返りがあるとしか思えないのですが、この「お中元」の窓口となっている「フラットプランニング」を今回ちょっと調べてみました。ネットで1000円超を支払えば、東商リサーチや帝国データバンクの簡単な調査結果が誰でもチェックできます。
販売促進用商品の企画や卸を手がけている会社のようで、大手新聞や石油元売り、製菓会社などの関連会社を主要販売先にしているようです。代表者はマスヒロさんと同世代。
しかし、従業員は2名とか3名となっていますから、注文が殺到した時電話をうまく捌くことができるのかどうか、心配でもあります。
さてこの「お取り寄せ商売」、マスヒロさんだけではなく料理記者歴ウン十年の方、食通コメンテーターの方などが盛んに本などを出版して参画しております。
「お取り寄せ」に関わることはそれほど「魅力」ある仕事もとい、商売なのか、ご存じの方がいらっしゃいましたらご教授いただきたくお願い申し上げます。
友里掲示板
http://tomosato.net/bbs/