まずはお約束の「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の宣伝です。
昨日の日経に掲載したサンヤツ広告、効果があったのでしょうか。アマゾンのランキングは600位くらいとイマイチ。(100位に入らなければたいした意味ないのですが)
書店での売り上げは今のところ好調だとのことですが(上記URL先の紀伊國屋書店の新書ウィークリーランキングは21位)、売れているのは関東圏と関西圏でありまして、
九州圏は動いていない
とのこと。
関西業界(帯では見栄張り“関西”客)を
グルメ界をぶち壊している張本人
と批判したことが功を奏したのか、関西圏でも特に大阪の売れ行きが好調とのこと。そこで友里、
九州人も斬りつけておけば良かった
と後悔したのであります。
九州への訪問は限られておりまして、最近では博多にせいぜい熊本くらいではなかったか。
博多にはオススメの鮨屋の他イマイチな店もあるのですが、「堕落のグルメ」では個別にそれらの店を取り上げていなかった。
そこで遅まきながら注目したのが、「博多人の星」というのでしょうか、博多在住のセレブ一家の自慢ブログであります。
http://gourmand-fk.tea-nifty.com/shokutaku/
宿泊するホテルの部屋はスイート主体、高額ブランド店からパーティに招待され、ロブションなど高額店の支配人やソムリエ、そしてシェフから
ソワニエ扱いされている
と自慢している超裕福なご一家であります。
裕福で特別扱いされているからでしょうか
食べた料理すべてが美味しい
との恵まれたご一家。あの
ドミニク・ブシェ(銀座)の料理もベタ褒め
していたので、友里は椅子から転げ落ちそうになったのであります。
「博多の星」は友里征耶と別次元の嗜好の持ち主
だと悟りまして、九州圏での「堕落のグルメ」の苦戦は致し方ないと納得したのであります。
さて本日は読者からの情報であります。なんと
マスヒロさんがまたニューヨークへ行っている
というのです。
http://gourmand-fk.tea-nifty.com/shokutaku/
昨年から筋の良いスポンサーを見つけたのでしょうか、頻繁に海外へ行っているマスヒロさん。今度はニューヨークで、デヴィッド・ブーレィと辻調理師専門学校のコラボによる日本料理店である
Brushstroke(ブラッシュストローク)をベタ褒め
しておりました。
どんな思惑で辻調に接近するのかわかりませんが、
ひらめはニューヨークに限る!
なんて、ヨイショのやり過ぎではないか。
ところで、このNY和食店の料理人たち。どこの店で修業していたのか。
「堕落のグルメ」に匿名出場していただいた料理人たちに言わせると
腕のある料理人が自国を離れて日本へ来るはずがない
これを換言すると
まともな日本料理の料理人がNYへ行くはずがない
また調理師学校の講師陣たちは
調理師学校を卒業して就職した人たちで腕はない
大手の料亭や旅館、ホテルからの中途入社
店を構えられないし、構えたくない人たち
安定志向が強く、水物商売には適していない(以上、堕落のグルメからの要約)
との現場からの意見も。
そんな講師陣を擁する調理師学校がNYで経営する和食店をマスヒロさんは絶賛しているのですから驚きであります。