アルバで購入したバローロ古酒10本。エア便なのか船便なのか、リーファーで来るのか心配だと先日のブログで書きましたが、予想外と言いましょうか昨日無事自宅に届いてしまいました。
現地時間で10/30に購入しましたので、輸送期間は1週間あまり。エア便であったことがわかりひとまず安心した次第です。
まずはその中から3種のヴィンテージをご覧下さい。
早速配送されたワインがオーダーした物と間違いないことを確認したのですが、ここで大きな疑問がでてきたのです。マジマジとそれらのボトルをながめて感じたことは、
やけに液面が高いではないか
普通日本で見る古酒といいますと、40年、50年経ったものは、リコルク物でないかぎりかなりの液面低下をしているものが多い。専門用語で言いますと、ローショルダーと言うのでしょうか、人間の肩にあたる部分まで液面が落ちているのも珍しくないのですが、ほとんどのボトルの液面がネック下なんですね。
友里征耶の経験から、液面の高低がそのままワインの優劣(液面が高い方が一般に好まれる)に結びつかないと判断しているので、液面には執着していないのですが、ここまで高いのは不自然ではないかと思ったのであります。まるでリコルクものみたい。
ただしフランスワインでも経験済みなのですが、現地で購入した古酒、同ヴィンテージであっても日本で見るものと違ってかなり液面が高いのがあるのです。リコルクしていないワインなのに。
保管場所が冷涼だったからだと思うのですが、このバローロ古酒もそうなのか、それは来年以降に抜栓してはじめてわかることでしょう。
58年のバローロなどたいした物ではないとのアンチの書き捨てが掲示板にありましたが、そういう人に限ってワインに無知なんですね。昨今では、フランスのボルドーものでも60年前後のワインを探すのは困難になってきております。ましてやイタリアのバローロのプレステージワイン、わかる人にだけその価値を理解していただければよいと思っております。
ジャイエのまともなワイン(87年以前)を現時点でケース単位で持っているコレクターなんて、日本では存在していないでしょう。ましてや何10ケースなんて。(世界でもいないのではないでしょうか)
ジャイエのワインとそこらのデイリーをわざと混同した悪意ある書き捨てであります。(多分一回もジャイエを飲んだことがない人なんでしょう)
一応本当に購入したという証明のため、以下にヴィンテージがわかるボトルを2本アップしておきます。
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