ハル ヤマシタ 東京(東京ミッドタウン)の情報

一昨日のブログで取り上げました東京ミッドタウンの「ハル ヤマシタ 東京」。関西在住の食に詳しい方たちからは、「まったく聞いた事がなかった」といったメールだけいただいております。
よくまあ、そのようなシェフを東京へ引っ張り出してきたと三不の開発力に脱帽です。でも、関西のかなりの食通の方たちが知らないほど知名度がないということは、東京や関東の人にはまったく知られていないということです。条件的にはかなり分が悪いと思うのですが、完全入れ替えの2部制をとる強気の営業方針。「東京ミッドタウン」というブランドは、六本木ヒルズや交詢ビルよりはるかに集客に有利だとの皮算用をしていると推測できます。
ますます興味が沸いてきましたので、ネットで調べてみました。
ハル ヤマシタ、本名は山下春幸氏。ファーストネームを略して自称される方は、海外生活経験者でよく見られる傾向です。外人は「はるゆき」とは発音しにくいので略するようで、「ハル」と呼ばれていたのでしょうか。
このハル氏、関西は神戸の「ナダバン グループ」の経営母体、(有)ウォーター マークの代表取締役です。かなり凝ったHPがありました。
http://www.nadaban.com/
レストランだけではなく、パーティ、ケータリング、料理教室、ウェブショップから居酒屋「なだ番」まで経営しているようで、その守備範囲の広さに驚きました。上昇志向の強い経営者、シェフとも推測できます。
ついでに「アスクユー」の「兵庫県レストランガイド」をチェックしてみました。掲載されていなだろうとの予想は大ハズレ。レビューはこの原稿を書いている段階で31件あり、総合評価は4.15と5点満点ですからかなりのハイレベル。「東京レストランガイド」の点数と基準が違うでしょうが、これは高得点であります。ただし、直近の評価を見てみると、レビュー数が10件前後の人が5点満点、200件くらいの中堅レビュアーになりますと3点をつけている人も珍しくなく、一般投稿者参加型のわかりやすい傾向が見られます。シンパが高得点つけている可能性です。
知名度ない店の出店に興味を持って調べてのこのブログアップ。結果的にはハル ヤマシタ氏の宣伝に一役買ってしまったかもしれません。
神戸もこの東京店もコース制で5000円台と手ごろな値段。ジャンルは無国籍料理だそうですが、この2部制、手ごろな価格の無国籍料理が六本木を訪れる客に受け入れられるかどうか。
オープンが楽しみであります。