デマに踊らされたか、次郎北京出店

モスクワで地下鉄が脱線した大事故が起こったようです。

https://archive.today/FDWAI

急ブレーキをかけた(電圧降下でかかってしまったとの報道もあり)だけで電車は脱線するものなのか。
そんなに簡単に脱線するなら、危なくて急ブレーキをかけられないことになりますが、そうなると急な危険を回避できない。

急ブレーキで緊急事態に対応できない地下鉄

友里には理解できないロシアの地下鉄システムであります。

 

さて皆さんも騙された口ではないでしょうか、次郎の北京出店。

https://archive.today/sewk2

友里ツイッターで知った情報でありましたが、

北京店で寿司を握るのは二郎さんではなく、次男の小野隆士さんのほか、二郎さんの下で10年以上の経験を積んだ水谷八郎さんら2人の寿司職人だ。
北京店では一人当たりの代金は200~300元(3300~5000円)となる見込み・・・
起業家のJohn Zing氏は、「次郎ブランド」の海外展開に向け、これまで約80万ドル(約8100万円)を投資したという

との3点が引っかかりまして、さほど興味を示さなかったのが幸い。
なんとこれはまったくのデマだったというのです。

https://archive.today/DzjE2

正確には水谷氏は弟弟子で二郎さんの元で一から修業した人ではないとの突っ込みは別にして

自店で自らに握っている次男と水谷氏が北京で握れる余裕があるのか
美登利寿司並の客単価で「次郎」ブランドを許可するのか
8000万円程度の資金で北京に店が出せるのか

と結構突っ込みどころは多かったんですね。
デマだと知って逆に納得した友里でありました。

しかし相変わらずの鮨人気なんでありましょうか。
例えば「鮨 さいとう」、親しい武闘派和食店主の助けを借りてようやく勝ち得た

「かねさか」からの完全独立

と漏れ聞きますが、なんと年内は既に予約一杯だとか。
鮨は食べたくなった時にちょいと立ち寄りたいものだけに(せめて数日前の予約)、こんな使い勝手ではもはや鮨屋の体をなしていないのではないか。
そういえば京味から独立した西新橋のカウンター和食も年内は既に一杯と言っていましたっけ。本家の京味でさえ数ヶ月先の予約は入れられるだけに、

人気店のあり方が間違っているのではないか

あり方と言いますかはっきり言いますと

通い詰める客の意識が間違っている

この手の予約困難(帰り際予約で数ヶ月後、1年後の予約)の先駆けは「祇園 川口」や「鮨 三谷」であると思いますが、この手の店にいそいそと予約を入れて喜んでいる客、他の高評価店の経験が豊富なのか。

三谷やさいとうの客は「宮葉」や「きよ田」、「大河原」と食べ比べたことがあるのか
川口の客は「はやし」(昼の弁当はダメよ)と食べ比べたことがあるのか
カンテサンスの常連客は、岸田氏の修業先であるシェ・ミッシェルやアストランスへ行ったことがあるのか。いや全盛期のロオジエ、レカン、そしてランブロワジーなどまともなフレンチや本場店に行ったことがあるのか

こう言っては怒られるかもしれませんが、この手の店に足繁く通っている客層、

限りなく井の中の蛙ではないか

本日は掲題から脱線しまして、この手の繁盛店へ通えない友里の僻みブログ(でも的を射ていると自負)であります。