ダイワハウス ルナ・レガーロ?月からの贈り物?

次から次へとマスコミ関係者は私の理解を超える企画を考え出すようです。読者の方から今回いただいた情報は、フジテレビ系列が企画、ダイワハウスが特別協賛、ロシア大使館などが後援、三井不動産が特別協力と銘打つロシアのスーパーサーカスと日本のスターシェフの料理のコラボであります。
http://food-stadium.com/headline/000662.html

つまり、ラスベガスやオアフなど観光地によく見られる、食事とエンターテイメントのセット。鉄人系のシェフはじめマスコミ露出大好きな料理人たちが月替わりで「月」をテーマにして造った料理を食べ、ロシアのサーカスを楽しむイヴェントを約3ヶ月間日比谷で開催するというのです。その後は大阪や名古屋でも展開するという大イヴェント、シルク・ド・ソレイユのように、小倉智昭氏が朝番組で声を大にして宣伝する姿が目に浮かんでしまいます。?

しかし毎月4人の露出シェフがチームとなって提供する料理、期待できるのでしょうか。ベットラ、ヒロソフィー、モンサンクレール、Wakiyaなど友里ブログとしては突っ込みどころ満載のシェフ達が担当するだけに、純粋な一般人の興味は引くでしょうが果たして外食好きや自称食通の反応はいかがなものか。
だいたい彼ら露出シェフがこの会場の厨房で鍋を振るとはどうみても考えられない。例えばヒロ、現在小キャパな店(ヒロソフィー)を麻生十番でやっていますから、その店を留守にしてまでこのイヴェントにへばりつくとは思えないのです。私が推測するに、「レシピ」の提供と言いますか、簡単に言えば「名前貸し」みたいなものではないか。

友里征耶としてのスタンス上私は参加を検討しますが、ベカスやワイキキではあるまいし、東京で料理とサーカスを同時に楽しみたいと思う東京人が多くいるは思えません。上京する旅行客や中国人たちをメインのターゲットにしていると私は思います。
まだまだ展望が明るくない日本経済。トヨタもこの先どうなるかわからないというのに、よくまあこんな大胆な企画をするものだと感心してしまいます。

ベカスやワイキキでの私の経験では、この手のショーで料理に期待するものは1つもなかった。400人という大箱で、露出シェフのレシピでクオリティを保った料理が果たして提供できるものなのか。
ご興味ある方はぜひ参加してみて下さい。