正確には
ダイアナ・ロスのコンサートに行ってきたぜ!
となるでありましょうが、昨晩、武道館へ行ってきました。
学生時代以来ではないでしょうか、音響効果を期待できない武道館。
なんとVIP席専用の自称レッドカーペットが用意されておりました。
でも実際のこの「なんちゃって赤絨毯」、チープなんですね。
チープなのは赤絨毯だけではありません。トイレはじめ設備が古すぎ、プアすぎでありますが、更にイマイチ感を醸し出したのが
VIP席用のお土産の存在
でありました。なんと、
升酒と八竹の寿司
がついてくるんです。
写真は撮りませんでしたが、開演前に人々が
升酒で茶巾寿司などを頬張っている光景
とても5万円近いチケット購入客とは思えなかった。(友里たちはアフターコンサートディナーの予定がありましたから食べなかった)
それでは肝心のコンサートに関しての感想です。
おいおい、こんなにダイアナファンが生き残っていたのか
武道館は超満席でありまして、人のこと言えませんが
オッサン、オバハンばっかり
しかも更に人のこと言えないのですが
上品そうに見える人は希
だったのであります。
コンサートなんて何十年も行っていなかったので最近の傾向がわからないのですが
NYのミュージカル劇場並の客層(早い話がお上りさんばかり)
であったのです。
しかもこのオッサンやオバハン、
1曲目から立ち上がって体クネクネ
しているんですね。でもその風貌を見る限り
若い頃、六本木の「ディ~スコ」でブイブイいわせていたとは思えない
なんか「にわか感」が満載だったのであります。
それでは最後にダイアナの感想です。
ショーの構成的には良く出来ていたというか、現在の実力から最大限のパフォーマンスを得ようとしているのがわかりました。
バックバンドやコーラスとの掛け合いを多用し、衣装の交換に時間を費やし、開始は予定時刻から10分遅らせ正味は1時間20分あまり。
かろうじて歌詞が聞き分けられるまで最大限に上げた音声ボリューム。ミキシング技能の賜でしょうか。
全盛期は聞かせる歌唱だったスローテンポの曲も、昨晩はすべてアップテンポになっておりました。
つま~り、学生時代に聞いたダイアナの生コンサートとは
まったくの別もの(体型もちとふくよかに)
であったのです。
とはいえ青春時代を思い出しまして、結論は
行ってよかった
これが最後の生ダイアナかと感慨にふけっていたのですが、大阪の客人は
まだまだ来るで~
米寿になっても最高のミキシング技能をもって来日するかもしれません。