マスヒロジャパンのHPで、山本益博氏は「ミシュラン黒幕説」とともに、この飲食店への「タダ飯要求」を強く否定しております。
http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/info2.html
「ゲーテ4月号」の発売からここ数週間、マスコミ関係の方たちとの情報交換からも、「ミシュラン黒幕」を確定できるものは何も得ることはできませんでした。
すべて「状況証拠」というか、マスヒロさんの言動を見ていれば「疑われても仕方がない」といったレベルのものであります。
前にも書きましたが、山本益博氏、過食のオコチャマ共、ミシュランの宣伝に利用されただけではないか、といった見方も出来るわけです。
しかし、
http://masuhirojapan.hp.infoseek.co.jp/info1.html
に書かれているように、今後「訴訟」を含めた何らかの法的対応を幻冬舎や見城社長へ本当にとってくるのか、マスヒロウォッチャーの友里としましては、非常に興味深く見守っていきたいと思います。
だいたいこの手の反論、法的対応をチラつかせるだけで、あとは忘れ去られるのを待つだけ、とする方策が多いものです。何年もかかる訴訟をするということは、この話題を何年も引っ張ることになりますから、営業的にマスヒロさんのメリットはないでしょう。
私が考えますに、他のマスコミが後追いを仕掛けない限り、これにて「シャンシャン」となるのではないか。人の噂もなんとやら、であります。
しかし、マスヒロさんも伊藤章良さんほどではないですが結構老獪なようです。「タダ飯」を店に要求したことがないと断言されていますが、「『タダ飯』を食ったことがない」、とは書いてありません。
阿吽の呼吸で店側が請求書を出さず支払いをしなかった、といったケースが本当に20年以上一度もなかったのでしょうか。またそのような待遇をした店を雑誌や週刊誌で取り上げたことはないと言い切れるのか。
私のわずか5年ほどのキャリアでも、何回か「タダ飯」になりそうな場面がありましたから、皆無というのはちょっと不思議であります。
幻冬舎の追求はピンポイント過ぎて逃げ道がありすぎる。「タダ飯要求」ではなく、「タダ飯接待を受けたかどうか」にするべきだったでしょう。
また、「リョウリ ゲンテン」のように、自らプロデュースしてしまった店を数え切れないほど誌面で取り上げ絶賛することが、果たして「料理評論家」の肩書を持つ人として妥当なことなのか、を正面から追求するべきだったと考えます。