先日AmPmに入店して面白いものを発見してしまいました。一時は山本益博氏の過剰な宣伝でマスコミはじめ注目を浴びた銀座「キャンドル」。ただ柔らかいだけのチキンバスケットやたいしたことない洋食を食べに私も訪問したことがあります。結果はご存知の通り、マスヒロさん好みの下町味な洋食なだけ。彼が生み出す数ある過大評価の店の1つであると再確認したのです。
その銀座キャンドル監修、食通絶賛、銀座美食と銘打った製品は「ミックスシェフサラダ(275円)」と「ラタトゥイユ(220円)」。しかし、食通絶賛ではなく、化学調味料の大量添加もわからず「有昌」の「しいたけそば」を褒めちぎった味のわからない山本益博氏の絶賛なだけ。真の食通が絶賛するレベルの店ではまったくありません。
早速購入して食べたのですが、サラダはマヨネーズや醤油を混ぜた液状ドレッシングが品ない味でしつこい。ラタトゥイユはマカロニがかなり入っていて上げ底というかこれで220円は高すぎ。勿論どちらも化学調味料がたっぷり、しかもPH調整剤など添加物もてんこ盛りのようです。
私はこのようなコンビニに安易に名前貸ししてロイヤリティーを稼ぐ料理人や店に問いたい。ベットラの落合さんも熱心ですが、コンビニの弁当などは防腐剤が必須です。また価格の問題もありますから、化学調味料の添加も避けられないはず。
わざわざ添加物を増やさなければならない、つまり時代のニーズに逆行してまでなぜそんな料理に加担するのか。ただお金を儲けたいからだけだと思いますが、それと引き換えにわざわざ防腐剤や化学調味料の大量使用を認めてしまっていいものなのか。自店でも気にせず使用しているのならば理解できるのですけど。
ジャンクフードを敬遠する人も増えてきています。「日本フードジャーナリスト会議」などで問題視するべき議題だと思うのですが、主宰者はじめ所属のヨイショライターたちは味がわからない人が多いですから、期待するのが無理っていうものでしょうか。