3/17のブログで取り上げた古川修氏のブログ、コメントが11もつくなど普段とは違って盛り上がっているようです。
今現在最後のコメントとなっている南大路誤算人氏の「まとめ」が傑作です。古川修氏が、吉兆嵐山本店を京料理の名店と表し、親しい名古屋の和食店「京加茂」を吉兆と並ぶ名京料理店「丸冶」関係の店で修業した主人がやっている京料理の店と賞賛していた邱さん時代のコラムに違和感を覚えた「さけのむぞうしょうぐんさま」と称する方が仕掛けた否定的な問題提起に対し、
吉兆嵐山店は京料理の店であっても決して名店ではない
京加茂の料理の写真をWEB上で充分に拝見したが、私にはとても京料理とは思えない
(以上要約)
と結論づけておりました。このお二人から自分のコメント欄で真っ向否定された「吉兆名店説」と「京加茂京料理説」、主宰者である古川修氏は今後どのような対応をされるのか。
このままスルーか、反論するか、自分の主張を修正するか。固唾をのんで見守っているのは友里だけではないでしょう。
http://superlife.at.webry.info/201002/article_2.html
さて今朝のTVで、「クロマグロ禁輸案」が大差で否決されたと報道されていて私は驚きました。
最近のジャパンバッシングを見るにつけ、この案が通ってしまうのではないか、否決されても1/3ギリギリしか否決票が集まらないと思っていたのに、賛成20:反対68と大差がついての否決結果でしたから予想外。
クロマグロの消費を伸ばしている中国が反対の立場になり、親しいアフリカ諸国なども反対に回ったのが原因との見方もあるようですが、白人国の主張に対する抵抗もあったのではないか。リビアの否定発言の影響も大きかったといわれております。
私はそれほど「鮪」に執着していないので、禁輸になって取扱量が減少しても仕方ないと思っていたのですが、世に多い鮪好きな方、そして飲食店関係者の方々には朗報でありましょう。
マグロを食べ尽くすのは「我が国の文化だ」とする日本の主張、世界に通じるのか。会社員になって「我が家ではこう教育された」と世間とは変わった振る舞いをする新入社員を見て温かく見守る会社はないのではないか。
アメリカがよく仕掛ける人権問題も、「我が国は人権を認めない文化だ」と開き直る国が出てきたら日本は納得するのか。
マグロだけではなく鯨やイルカの捕獲抗議に対するワンパターンの日本の「文化論」、そろそろ別の理屈を考えた方がよいと私は考えます。