存続の危機とまでは行かないまでも、かなりのダメージを食らうのではないか、三菱自動車。
燃費データ不正 提携先の日産が指摘 燃費試験、「言い値」制度悪用
一昨年に発覚したワーゲンの排ガス不正問題を横目で見ながら、三菱自動車の不正担当社員は
絶対にバレない
と思っていたのか。
軽自動車で日産と提携していたとは知りませんでしたが、日産にテスト用として現物を提供した段階で、遅くとも
万事休す
と覚悟を決めるべきであったと考えます。
日産からの指摘が去年であるということですから、半年近く何をやっていたのか。三菱自動車の自浄能力の低さに呆れるばかりであります。
まあ、この手のインチキはどの業界でも見られることかもしれません。
海外生産のOEM製品で、耐久テストを自社で行わなかったのか、
カタログ掲示の遥かに低いサイクル数で破損
が露呈したメーカーを身近に見ているだけに、友里も他山の石と身を引き締めなければなりません。
問題はトラブルやクレームが起こった後の対応。
ただし意図的な問題(三菱自動車のケースのような不正や、自社で確認をしないという手抜き)はその後の対応が良くても許されるものではないと思いますが・・・
下手な隠し事をせず、客を含めた関係者にすべてを開陳しなければならないと思うのですが、地方の会社は特に隠蔽体質が残っているのでしょうか。
隠せば隠すほど、逃げれば逃げるほど突っ込まれるということがわからない哀れな対応。
すべてゲロして楽になる
ことを友里は提言させていただきます。