今朝のTVで、ドイツのレストラン日本人オーナー(日本人)が料理に関して客と揉めて殺されたとの報道がありました。
瞬間的にでていた新聞(外国版)では、殺害場所が確か
セックスバー
とあったような気がするのですが、友里の見間違えでなければ場所が場所でありますから、単純な料理に対するもめ事ではないような気がします。
とはいえ、店や料理にイチャモンをつけ続けているとアンチから批判されている友里、出禁や追い出しは仕方ないとして
刃傷沙汰に巻き込まれないよう
十分注意しなければならないとあらためて思った次第であります。
さてネタ不足の友里のもとに、連日読者から救いの手が差し伸べられてきております。
本日の主役は、一昨年の訪問で「史上最大の過大評価店ではないか」と問題提起した、庄内の自称イタリアン
アル・ケッチャーノ
であります。
その過大評価の様は、この店評価ブログを参照ください。
友里は知らなかったのですが、再開発が進む大阪で日本一高いビルがオープンするそうです。阿倍野にあった近鉄百貨店の建て直しのようで、その商業施設の名称が
あべのハルカス
http://www.abenoharukas-300.com/
ハルカスとはどんな意味があるのでしょうか。友里的には、語尾に「カス」をつけるのはイメージダウンに繋がると思うのですが、大阪人には関係ないのでありましょう。
さてこの「あべのハルカス」とアルケッチャーノはどう繋がるのかと言いますと、自己顕示欲と膨張欲の増大を抑えきれない奥田シェフ、当初
あべのハルカスに出店を計画していた
のであります。まずは2012年11月6日付けの報道用資料をご覧ください。
http://megalodon.jp/2013-0516-0830-52/www.d-kintetsu.co.jp/corporate/pdf_file/20121106161658.pdf
読み進んでいきますと、13階のフロア紹介のところに、
アル・ケッチャーノOSAKA
の出店が大きく書かれているではありませんか。
この「あべのハルカス」の目玉の1つであったことがわかります。
ところが2013年5月1日付けであらたに出された報道用資料には、
アル・ケッチャーノOSAKAが見事に消滅
していたのであります。
http://www.d-kintetsu.co.jp/corporate/pdf_file/20130503155454.pdf
オープンして閑古鳥ばかりなので仕方なく夜逃げ、もとい、閉店なら理解できるのですが、オープン半年前には大々的に発表しておきながら、オープン1ヶ月前に
忽然と消え失せた理由
は何なのか。
古くはアークヒルズから六本木ヒルズや表参道ヒルズ。交詢ビルも加えましょうか。鳴り物入りでオープンした再開発ビルに出店して
客ではなく閑古鳥ばかりの来襲で泣いた店主
は枚挙に暇がないのは外食にちょっと興味がある方なら誰でもご存じのはず。
はっきり言うと
飲食店主は歴史を学ばない人ばかり
なのでありますから、過大評価で木に登ってしまった奥田シェフがこの再開発ビル(あべのハルカス)に
危機感をもって出店を断念したとは考えられない
のであります。何といっても飲食業界は
屏風と違って、店は広げても倒れない
と信じ込んでいる希有な業界だからであります。
ではなぜオープン寸前で逃亡してしまったのか。
スポンサーが撤退か挫折してしまった
のではないかというのが、現時点での友里の推測であります。