一昨年、昨年と何回か体調不良をおこした友里。段々還暦に近づいてきたからか、半年に一回行っている人間ドックで引っかかる項目も増えてきました。
会社勤めの方は健診や人間ドックに年に1回は行けるはずですが、知人医師から聞いた話ではこの程度の検査では不十分ではないかというのです。
私が行っているドックでは、オプションなしなら
血液検査
血圧、視力、眼圧、眼底写真、聴力検査
尿検査、便潜血検査
心電図
内科診察
腹部エコー
胸部レントゲン
胃バリウム検査
体重&身長
こんな程度であります。これで一応安心していたのですが、もっと突っ込んだ検査をいくつもした方が良いというのです。
年に1回は胃内視鏡検査
2年に一回は大腸内視鏡検査
脳のMRI検査
出来れば動脈硬化のチェック
これに加えて肺のらせんCT検査も必要とか。
でもこれらは健診どころか人間ドックでもオプションでないとやってくれないものなんですね。
ということで、今年になってから友里は胃内視鏡検査(これは以前からやっていた)、らせんCTに加えて本日のお題となる大腸内視鏡検査をはじめて受けたのであります。
ではなぜ本日のブログで大腸内視鏡検査にスポットを当てたのか。それは
大腸癌発見は、便潜血検査だけでは充分ではない
という専門家の意見から大腸内視鏡検査を受けようという主張(宣伝になるかも)のほか、前日に食するように指示された検査食と当日に飲む経口腸管洗浄剤が結構面白ネタだと思ったからであります。
大腸内視鏡検査、病院やクリニックによって前日の食事を規制されない、当日の下剤(経口)を検査場で服用というのもあるようですが、友里がお世話になった病院では、あらかじめ問診と血液検査(肝炎やHIVのチェック)の後、検査日を予約してから
ボンコロン(前日食べる検査食)
ニフレック(当日自宅で服用する経口腸管洗浄剤)
を処方してくれたのです。
ボンコロン
ちょっと変わったネーミングでありますが、何かと言いますと
レトルトみたいなお粥にフリカケ、スープやジュース
であります。朝、昼、晩と3食分でして、普段は朝・昼抜きが多い友里、久々に検査前日は3食とってしまいました。
単なるレトルトお粥なんですが、箱にあったメーカーをみてこの変なネーミングの意味がわかったのであります。なんとメーカーは
大塚食品
であったのです。ボンコロンの「ボン」は
ボンカレー
の「ボン」であったのです。誰かのブログでは、
ボンでコロンと出す(実際はコロンとはでない)
またまた尾籠な話になりましてすみません。小さいときはボンカレーのファンだった友里、朝、昼、晩としっかりこのボンコロンを美味しくいただいたのであります。
ボンコロンは食が進んだのですが、摂取に苦労したのがニフレック(経口腸管洗浄剤)でありました。
家を出る5時間前から摂取をスタート。2リットルに溶かしたこの経口薬を2時間から3時間かけてチビチビ飲むのですが、味がイマイチなんです。何か違和感があって飲みにくい。それは飲む前にこのニフレックの製造元を知ってしまった先入観からなのか。なんとこの製造元は
味の素
なのであります。あの白い粉(魔法の粉とも言う)の製造元、この先入観からか、飲む度に変な後味を感じる気がしてしまうんです。
15分毎に決まった量を飲んでいくのですが、途中でトイレに中座の機会が多くなり(またまた尾籠ですみません)、飲む量は遅れ気味になり、結局飲みきるのに3時間近くかかってしまいました。
肝心の検査は20分もかからなかったでしょうか。お腹が中から突っ張るような違和感は覚えましたが、下剤を飲むよりずっと楽にあっさり終わった大腸内視鏡検査でありました。ちょっと数日痔気味(尾籠ですみません)になったのは仕方ないか。
らせんCTなどの検査は被爆のリスクがあるので人によっては抵抗があるかもしれませんが、内視鏡検査は腕の良い医師に頼めば結構楽でリスクも少ないはず。
皆様もお歳になりましたらぜひこれらの検査をされることをオススメします。