どう考えても「抱き合わせ」に見える、銀座・花畑牧場カフェ

週刊誌をはじめ色々と突っ込まれている田中義剛氏率いる「花畑牧場グループ」。人も羨む人気と利益を上げているので注目されている裏返しかもしれません。
私も新千歳空港では無茶苦茶な行列をこの正月確認しました。わざわざ並ぶ必要もないと無視したのですが、聞けば1階の「花畑牧場 生キャラメルカフェ」や「花畑牧場 ホエー豚亭」で1470円のセットメニューを頼めば、2階の行列に並ばずに3箱まで「生キャラメル」が優先的に買えたそうです。
ネットの掲示板などではこれが「抱き合わせ販売」ではないかとの意見がありましたが、「カフェ」や「ホエー豚亭」では主力製品を一応前面に出していて店もそれ専用ですから、単なる「優先販売」で抱き合わせ商法ではないというのが一般的な意見であるようです。
問題は新千歳空港ではなく、銀座の4丁目交差点近く。先日身内(高齢者)と銀座で鮨を食べての帰り、晴海通りに似合わない雰囲気の店に出くわしたのです。
見ると「花畑牧場」のロゴが一発で目に飛び込んできました。身内が「あの生キャラメルが買える」と喜んで店に入ったのは言うまでもありません。
鰻の寝床のような間口の狭いその店、1階と2階がありまして、1階は店内の両側に各種「生キャラメル」や「生キャラメル チーズケーキ」などが置かれています。
我々は何種類もの生キャラメルを籠に詰め込み、さて会計をしようと店の奥を見渡すもレジが見当たりません。2階にレジがあると言われ、奥の階段前でスタッフが2階への入場制限をしているのです。なぜレジをわざわざ2階へ持って行くのか、なぜ入場制限をしているのか、嫌な予感は的中しました。
やっと籠に詰めた生キャラメルをレジに差し出して我々はビックリ。
レジスタッフは、

ホットキャラメルアイスをお買い上げいただかないと生キャラメル製品を買うことは出来ません。

といった説明をしてくるのです。2階の奥を見ればアイスに各種ホットソース(マンゴやチョコなど)をかけているコーナーがありました。しかもそのアイスの値段が480円とあまりに高い。
「おいおい、これって抱き合わせ商売ではないか」、「アイスが食べられない客はどうするんだ」とも思いましたが、ここまで並んだ年老いた身内を考えると帰る訳にはいかず、身内に無理に食べさせることにしてアイスを購入したのです。
頭に来ながら帰り際1階の壁を見ましたら、「当店はカフェなのでアイスを買わなければ他製品は購入できない」といった主旨の張り紙がありました。店前の看板も「花畑牧場カフェ」と「カフェ」を入れて逃げを打っておりました。
理論的には、事前に客に周知させていると「アリバイ造り」(意味が違うかも 雰囲気を悟ってください)をしていますが、店構えや店内は、どうみてもカフェの「体」を成しているとは思えません。
2階だってどこが「カフェ」に見えるんだ。
田中義剛氏や経営側は、このようなアリバイ造りをしているから「抱き合わせ販売」ではないと主張し、公取委もそう判断しないかもしれませんが、この商法、潔いとはどうしても思えません。
あくまで抱き合わせ販売でないと言いたいなら、客が籠に中キャラメルを詰める前、つまり店へ入店する前にスタッフが一人一人に、

当店は2階で480円のアイスを頼まなければ、生キャラメル製品は買えません。

と確認するべきではないか。それが出来るほどスタッフは大勢いるのですから。
なんとも田中氏の志の低さを確認した銀座の出来事でありました。
友里掲示板
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