欧米人でもまともな考えの人はいるようです。
EUの対ロシア追加制裁でエネルギー価格の上昇などEU経済の先行きが懸念される中、TVのインタビューにでていたイギリスの銀行マンは
経済への悪影響は仕方がない。金儲けより大切なことがある。(要約)
と発言していたのであります。
己の儲け(個人の報酬)しか考えないウォールストリートの自己中心金融マンとは月スッポンの違いであります。
さて一昨日でしたか。友里ツイッターで読者から、「あまから手帖」(大阪ガスがバックアップ)の編集などで有名な店ヨイショ業界の重鎮、門上武司氏の子分であるカオリンこと船井香緒里女史が自身のブログコメント欄で
(他腹疑惑で)バッサリ斬られている
との情報をいただきました。
早速件のコメント欄を覗いてみましたところ、大阪(関西)にも上述のイギリス銀行マンのような
まともな考えの人
がいるのに驚いたのであります。
まずはその魚拓をご覧ください。
ブログ本文は毎度お約束の歯の浮くような店ヨイショですから読み飛ばして、最後のコメント欄に注目です。
一昨日はコメントが1つだったのですが、現時点では3人のコメントが載っています。最後のコメントは昨日の15時頃なんですが
現時点でカオリン、疑惑に無反応
なんですね。
では疑惑の内容は何かと言いますと
いつもコースの値段書いてないですよね?
失礼な話、フードライターの収入はかなり低いと聞きます、コースの値段とか会計額はいくらですか?
会社の経費ではもちろん落ちないですよね。
もしかして無料招待ですか?
「李下に冠を正さず」という言葉がありますが、船井さんのお立場を考えれば、グラスワイン1杯たりとてゴチになるのはダメなはず。
私の知り合いのライターは(フード系)、プライベートでは取材先に食事に行きません。それは、先方に「暗黙の接待」を要求する事になるからだそうです。
カオリンは前から思いますけどプライベートでも料理関係の人間とよくツルみますよね あまり好ましくないですよね
結局持ちつ持たれつな関係になり飲食店側は自店の宣伝のために無料招待やら1品1杯サービスになってしまうわけです
など、普通の頭の人が読むと
至極真っ当な突っ込み
であることがわかると思います。
大阪(関西)ではカオリンを囲んで食べ歩く外食好き(本業が他にある一般人のようです)が多くいると漏れ聞きますが
大阪(関西)にもまともな考えの人がいるんだ
と友里は感心したのであります。
友里も「グルメの嘘」(新潮新書)や「堕落のグルメ」(角川SSC新書)などで主張しているように
フードライターの収入は高くないので、彼らが書いている記事のように頻繁に自腹で食べ歩くことは不可能
覆面でないライターが取材先を堂々と訪問したら「特別待遇」を受けて公平な評価が出来ない
料理関係者とプライベートでも連んだら、まともな店評価は出来ない
のは、サルでなければ誰でもわかること。
でも関西、特に大阪人にはこんな当たり前のことがわからないというか、目を瞑る純粋無垢(マスコミ人好き)が多いんですね。
さてカオリン、このままスルーするのかそれとも
全部自腹の訳がないじゃん。他腹(店からだけではなく取り巻きからも)の役得がなかったら、こんな安月給のライターなんてやっていられないよ
と堂々と開き直るか、もしくは納税証明書(旦那のも)と店の領収書を示して
私たちの収入はこんなにあるので、全部自腹で食べていられるんだ
と身の潔白を証明できるか。
我々は静かに見守りたいと思います。
最後に。今回のシビアな突っ込みコメントでありますが、友里征耶は一切関与していないことをここに誓います。