小さな傲岸不遜者、猪瀬都知事がとうとうやってくれました。
IOCは他のオリンピック候補地の批判や比較を禁止しているそうですが、我が猪瀬都知事はそんな規則に構うことなく
イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一、アラーだけ。けんかばかりしているし階級社会だ
トルコの人々が長生きしたいと思うのなら、日本のような文化を持つべきだ
との正論、もとい、持論をニューヨーク・タイムズ紙の記者に吐露してくれました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130429/lcl13042922390000-n1.htm
ところがIOCが注意喚起し、トルコのクルチ青年スポーツ相は
発言は公正さを欠き、失望させるものだ。五輪運動の精神に反している
とツイッターで遺憾の意を表したように波紋は世界に広がってしまった。
いや事態はトルコだけに終わりそうもない。
アスリートにとって、最高の開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、他の2国と比べてほしい
とマドリードまで引き合いに出してしまったのですから完璧なダメ押しではないか。
ここまでやってしまっては、IOC委員の東京に対する印象は飛躍的に後退することは必須であります。
東京を代表するこの猪瀬都知事の素晴らしい発言によりまして
2020年のオリンピック東京開催の目は完全になくなった
のではないか。
おかげさまで世の東京招致反対者(友里も)たちの
喝采
が聞こえてくるようであります。
ここまで大きな成果が直ぐ出てしまったことに我が猪瀬大都知事はちょっと焦ってしまったのでしょうか
真意が正しく伝わっていない
文脈と異なる記事が出たことは残念
と発言を否定するかのような反論を出してしまいました。
傲岸不遜、もとい、なぜかプライドが非常に高い人なだけに、イスラム社会に対する
己の持論を引っ込めることが出来るのか
どうか。NYタイムズ紙は
猪瀬知事をインタビューした記者2人は流ちょうな日本語を話す。また知事は自身の通訳を用意しており、記事に引用した言葉はその通訳によるもの。通訳の言葉は録音している
と全面戦争の構えですから楽しみはまだまだ続くようです。
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013043001001402.html
東京でオリンピックを開催したとしても
得するのは土建関係者と政治家含め限られた利権享受者のみ
治安維持が大変、都内が超混雑、見慣れた背景で新鮮味がない、箱物維持費が孫子の代までのし掛かる、と一般東京都民にとっては
百害あって一利なしの東京オリンピック
イスタンブールやマドリード開催なら、最初で最後のオリンピック観戦に行こうかなと思っていた友里、猪瀬都知事に声を大にして
グッ ジョブ!
との言葉を贈りたいと考えます。
それでは皆さん、2020年のオリンピック観戦、
イスタンブールかマドリードでお目にかかりましょう
のフレーズで本日のブログを〆させていただきます。