なかなか金には届かないですが、昨日辺りから日本選手のメダルラッシュが続いております。
競泳の寺川や入江、鈴木が銅メダル、男子体操も無念の銀メダル。しかし自信満々で出国していった内村選手、どうなってしまったのでしょうか。
「プレッシャーは感じない」、「世界で一番金メダルを取りたいと思っている」と豪語していた内村選手、
世界一金メダルに近い男
と言われていたのに、落下や着地失敗でまったくの期待はずれ。友里が思うに、実際はプレッシャーに押しつぶされていたのではないか。だいたい気が強い人が
自分は気が強い
と言うはずがないことは、この友里が「自分は気が弱い」と公言していることで証明済み。(笑
プレッシャーを本当に感じていなくても「プレッシャーを感じていない」とわざわざ発言するような
プレッシャー感じない自慢(実際はプレシャー感じない偽装)
なんてしなくて良いのであります。
例えは違いますが、ワインでブショネに一度当たるとしばらく続くように、落下や着地失敗もこれから尾を引くのではないか。
個人総合や種目別でも期待された結果(金メダル)にならない可能性が高い
と友里は考えます。
さてメダルを取った選手のインタビュー、まったく正反対なコメントの存在に友里、違和感を覚えております。
アーチェリー、水泳、重量挙げなどでは、金ではなく銅メダルでも喜びを全身で表しているのに、柔道だけは銅どころか銀メダルでも苦虫をかみつぶしたような表情で
金メダル以外は不本意(こんなのいらないと言わんばかり)
他の国の柔道選手は、銅をとっても大喜びなんですから、本当にいらないなら
銅メダルを取りに行くな
銀メダルは決勝で敗れた結果なので避けられませんが、銅メダルは最後の試合に勝たなければ貰うことは出来ないのです。
いらないメダルならわざわざ取るな
と友里は日本選手に言いたい。
いや、そもそもこの時代で未だ「ジュードー」を日本のお家芸だと思いこんでいる時代錯誤の日本柔道界にダメ出しであります。
発祥の国、伝統がある、などと勝手に日本は舞い上がっているようですが、現役選手はせいぜい30歳まで。他国の選手と経験年数は同じはず。
日本の選手だけ、齢30でも倍の60年練習をしてきているわけではない。最近は外国からどんどん日本へ修行に来ていますし、柔道は接触系のスポーツですから
日本人が優位であるという論理的根拠は皆無
なのであります。
途上国なら仕方ないですが、先進国の選手なら柔道環境はほとんどイーヴンと考えます。日本選手が「一番」にならなければならない、「一番」になれる、という根拠があるはずがない。
伝統だ、発祥の国だ、ということに拘るなら、サッカーはどうなのか。イングランドの選手がワールドカップやオリンピックで
銀や銅を取って悔しがるのか
金しかいらないと言っているのか
日本の優位性を保ち続けたいなら、世界普及を目指さなければ良いだけのこと。柔道着の色分け含めて
度重なるルール改正
を受け入れているのですから、現在世界で行われているこの格闘技は柔道ではなく「ジュードー」と割り切るべき。それが嫌なら
国際柔道連盟から脱退しろ
普及(利権?)のため魂売り渡しておきながら、今更「伝統」もクソもないではないか。
せいぜい生まれて30年しか経っていない日本選手、今のルールで他国の選手に対して
何のプライオリティも持っていない
ということを日本柔道界や選手はそろそろ認めなければならないのではないでしょうか。
銀や銅のメダルをとって大喜びしている選手の横で、こんな色のメダルは必要ないとほざく日本選手たちは
傲岸不遜そのもの
と評するとまた怒られるかもしれません。