大寒波による交通遮断、パソコン不調による代替機の選択、など色々と心配していた年末年始のパリ・ローマ旅行でしたが、昨日身内に急な不幸がでまして当然のことですがキャンセルとなりました。
業者と葬祭の打ち合わせの合間に、航空券、ホテル、レストランの予約取り消しを連絡、知人にはタクシー手配やガイドの取り消しもしていただきました。
一昨年に父が死んだときは、通夜前日といえども予約を取り消さず店を訪問した友里でありましたが、さすがに家族との海外旅行を敢行することは無理。出発日が通夜に重なってしまったこともありますが、この年末年始は家でじっとしていることになりました。
そう言えば昨年の夏も出発前日に家族が食中毒になって、フィレンツェ・ローマ行きを断念したことがありました。
今回もローマでの宿泊は同じホテル(未宿泊)を予約していたのですが、このホテルとは縁がないということなのか。パリのホテルも初宿泊となるところでありましただけにちょっと残念。
夜のランブロワジーやネタになるビストロ、そしてトラットリアも予約していただけにこれまたガッカリではありましたが、家族には来年にチャレンジしようと納得させた次第であります。
この数年で身内の臨終に何回か立ち会って思ったことは、
俺もあと何年生きられるのか
でありました。数字的には平均寿命の7割弱に達してしまったこともあり、また昨年は大学時代の友人が他界したこともあり
死
というものを大きく意識するようになってしまった。
料理人やアンチの攻撃には屁とも思わない友里ですが、あの世からのお迎えはまだまだ勘弁。
小山薫堂氏の言動で唯一肯定できる
一食入魂
で今後も「食」に拘り続けたいと思います。
大はずれと事前にわかっている店への訪問も
入魂
となるのが友里スタンスの厳しいところでありますけど。
でも、美味しくない大味の店などを絶賛し続ける小山薫堂氏や秋元康氏よりは
まともな食経験
を今後も経験できると自負しております。
アンチからは
そろそろ舌(味蕾細胞)がすり切れる歳だ
と揶揄されることもありますが、今後も本業、副業含めて悔いのないよう、友里流にやっていきたいと思います。