こんな高慢なラーメン店があったとは・・・

先日読者の方からある博多のラーメン店の情報をいただきました。
看板を出しておらず、ガラスには紙の目張りをして店内を見えないようにしている。店前にあるエアコンの室外機の上にバケツが置いてあったら「営業中」の印だというのです。
これだけなら、246沿いの寿司屋に近い(最初から暖簾出さず閉まっているかのよう)ので驚かないのですが、以下に挙げる行動を客がとったら即退場させられるというのです。列記してみます。

?・スタッフが水を置く前に注文する。

・麺から食べ始める。

・スープを先に飲んでもすぐに麺と混ぜる。

・置いてある高菜を真っ先に入れる。

・店の前に路上駐車する。(この場合、永久追放)

・携帯が鳴る。(カバンから出しただけで退場させられる場合もある)

・関西弁で喋る。

・福岡の観光ガイドブックまたは地図を手にして入店する。

・「大盛りで」などとメニューにないものを頼む。

ラーメンにはまったく詳しくない友里ですが、麺から食べたら何か都合の悪いことがあるのでしょうか。
よく言われるのが和食のお椀。椀タネを食べる前にまずは出汁を飲めと言われますが、先にタネを食べただけでは、あの「吉兆 嵐山」や「瓢亭」でも叩き出すことはあり得ません。

高菜を真っ先に入れると言うことは、食べる前に塩胡椒やソース、ケチャップを投入するのと同じ行為でしょうが、ラーメン店だけがこんなに怒るほどの行為だとは思えません。

路上駐車の場合は、たたき出さずとも目の前で警察へ通報すれば客の方からすぐ出ていくことでしょう。

まったく意味がわからないのは「関西弁」の禁止です。関西弁を話すと店側に何か不都合なことがあるのでしょうか。主人は関西に恨みがあるのか。関西弁がダメでも東北弁なら良いのか。

観光客もダメ、店をよく知らない客もダメ、とダメ出しの多い店ですが、こんな事を言ったらラーメン信者に怒られるかもしれませんけど、それほどの料理なんでしょうか、ラーメン。

客を限定することにより話題を提供しマゾな客含めて好奇心強い客やミーハーな客を誘い込んで儲け続けたい、というのが狙いではないかと私は思います。

近々に博多へ行く予定があるのですが、客先と昼夜の予定をフィックスしてしまっており、この「勘違いラーメン店」を訪問する時間がありません。
ブログで取り上げることが出来ず誠に残念ではありますが、いつになるかわからない次回の博多訪問まで我慢することにします。