こんな経歴で「天才料理人」を自称するとは笑止千万、VALUE CREATE

友里ツイッター(https://twitter.com/TomosatoYuya)で入手したホヤホヤのネタであります。

あの「俺イタ」、「俺イタ」で増殖を続けるVALUE CREATEが満を持して銀座にオープンする「俺の割烹」のプレスレセプション案内状を入手することができました。
銀座を踏み台にして、いずれはアメリカ・マンハッタン制覇を視野に入れるという、その鼻息だけはかなり荒い。まずはその文面をご覧ください。

http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101967/201303020261/_prw_PR1fl_7PJ7qKg1.pdf

まあニューヨークだろうがチベットだろうが、進出するのは個人(法人)の自由でありますから友里がイチイチ文句をいう筋合いではない。でも次の文言だけは黙って見逃すことは出来なかったのであります。

和食の頂点を極めた料理人達
天才料理人達が織り成す至高の料理

外食を趣味としない純粋無垢でアフォなプレス関係者がこの文言を読んだら

へー、俺の割烹にはそんなに凄い料理人がいるのか

と勘違いして、更なるアフォな一般人へ素直に

俺の割烹の料理人は凄い人ばかり

との誤情報を発信してしまうではないですか。
検証精神が強い友里がまず疑問に思ったのは

そんな天才料理人が廉価店経営のVALUE CREATEに拾われるのか

という点。
「俺フラ」、「俺イタ」に拾われた料理人たち。ちょっと外食に興味がある人がみればすぐわかること、それは

破綻した店(シェ・松尾)に居ただけの料理人が凄いはずがない

そんなに素晴らしい腕をもった料理人たちであったなら

シェ・松尾が客不足で破綻するはずがない

ではありませんか。

ではどんな自称天才料理人が「俺割」に拾われたかと言いますと

幸村
赤坂菊乃井
銀座うち山
あざぶ一期
えさき

などの出身。上記の店自体が友里に言わせると

そんなに凄い店なのか

しかもそこで料理長さえもやっていない、単なる2番手までが紛れ込んでいるんですね。
特に注目したのが「あざぶ一期」。友里も昔行ったことがあるのですが、この店

オデン主体

なんです。オデンという料理を軽んじる訳ではないですが、この店で料理長やったからといって

気安く天才と自称して良いのか

あくまで自称でありますから吹聴するのも勝手ということでありましょうが、このVALUE CREATEのキャッチは

限りなく詐欺に近いのではないか

と思ってしまうのであります。

そういえば大阪にも

近大出の天才

がいましたっけ。3つ星から見事2つ星に降格した絶妙のタイミングで

三つ星レストランの作り方:史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフの物語(小学館)

を世に出してしまった名著の主人公・米田肇氏でありますが、友里は数年後に還暦を控えたこの歳で、近大出に加えて

幸村、菊乃井、うち山、えさき、あざぶ一期の出にも天才がいた

と初めて知ったのであります。

そしてトドメの一発が、この「俺割」の店長の存在。
なんとこの店長のキャリアは

葱や平吉の店長(際コーポのグループ店です)

http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13024073/

こう言ってはなんですが、単なる居酒屋の位置づけの店。
ということは、この「俺の割烹」も

居酒屋レベルから抜けきれない

と考えるのが自然であると友里は考えます。
居酒屋に果たして「天才料理人」が必要なんでしょうか。