こんな発言して何様のつもりか、マスヒロさん

「月刊プレイボーイ 3月号」での「次郎」の擁護で、ついにマスヒロさんは、「寿司屋で1カンずつ値段を書けって言う人は、そもそも次郎なんかへいかなきゃいいんだよ。3つ星店に行くには、『あなたも3つ星かどうか』という前提があるのに」
こんなこと、自分の生業のモトとなっている一般読者、一般客に言ってしまって良いのでしょうか。
マスヒロさんの評価や発言を信じている人は、そもそも食べ込んだ人や味のわかる食通ではないということがおわかりでない。彼の言う「3つ星客」の真の定義がよくわかりませんが、彼のファンや信奉者には、その「3つ星客」に値しない人も多いのではないか。つまり彼が言う「次郎」に相応しくない客が、マスヒロさんの生業を支えているということを理解していない。
そんなに「次郎」はすごい店なのか。客は3つ星でないと、有名店などへ行ってはいけないというのか。何様のつもりなのでしょうか。
かくいうマスヒロさんも、種々の事情で3つ星鮨屋「水谷」へは敷居が高くて訪問できないはず、という情報を聞いたことがあります。「マスヒロさん、貴方も3つ星なのですか」と私は聞いてみたい。
また私への当てこすりか、「評価基準が変わったことも知らないまま、あの店の3つ星はおかしいとかふさわしくないとかやっている。僕は日本のジャーナリズムがこんなに底が浅いとは思わなかった。」との発言には笑ってしまいました。
底を浅くしてしまったのは、マスヒロさん、貴方の影響が大なのです。だいたい評論家と自称する者が、評論対象となる店側のプロデュースをやること自体、ジャーナリズム違反ではないか。
マスヒロさんのこの言いたい放題、しかし対談相手の3人は誰一人彼の暴走発言を戒めることはなく、追従するような発言をする人までいて呆れてしまいました。でも心中からマスヒロさんを信奉しているとは思えないんですけど。
マスヒロさんは「リョウリ ゲンテン」だけではなく、他にも色々な店のプロデュースやアドヴァイスをしてきたと聞いています。そんな人が評論家と名乗っていいのでしょうか。都合の良い時だけジャーナリズム云々と吠えていいとは思えません。