こんな発想の人が存在しているから、政治屋、官僚、雇われ社長たちがやりたい放題を繰り返すんだ

昨日のブログで取り上げた友里征耶への批判メール、会員制掲示板やツイッター、そしてメールでかなりの反響がありました。
発信主は店関係ではなく

常連客か、単なる世間知らず女性(林真理子女史を崇めるような人種)

ではないかとのご指摘もいただきました。
確かに「俺のイタリアン」に幸せを感じる人は林真理子女史の

コンプレックス→成り上がり→達成感からの自己顕示

を崇拝する層と知的レベルが同じかもしれません。
成り上がりではなく、昔から林真理子女史レベル程度の生活を見慣れている人なら

イタくて林真理子女史の自慢話なんて読んでいられない

真の食材を知った外食好きが「俺のイタリアン」で舌鼓を打つことが出来ないのと同じであります。
そんな井の中の蛙の方から驚いたことに返事が来てしまったのであります。今回はかなりの長文でありますので、返答したところを抜粋します。

 

しかし私が問題だと思うのはあなたの口は何もかも確実に当てる魔法の口なのかどうかです。
何が入っていようが、天然だ、天然じゃない、これは外国産だこれがハッキリわかる人なんていないと思うという事です。
それなのに憶測でこれは天然じゃないなんて言うのは表示をちゃんとしてないお店と一緒なくらいまずい事だと思います。
その後鮎は天然じゃない裏付けがとれたなら公表すべき。
憶測でなら憶測ですと、表示すべきだと私は考えます。

 

ワインもそうですが、確かにすべてを当てる人は神以外にはいないでしょう。
友里も、マスヒロさんや門上武司さんよりはまともですが、そんなに鋭い舌をもっているわけではありません。
でも、先入観(過大評価)をなるべく持たないようにしているので、あまりにひどい場合にはわかってしまうんです。
しかも今回は実はある程度のウラをとっているのです。食べただけの結論ではありません。
店評価でははっきり断定しませんでしたけど。

 

俺のイタリアンを引き合いに出しましたが、私は俺のイタリアンを楽しみにしていて色々調べていてあなたのブログをみて冷めてしまいました。 (中略)
例えば、このブログを読んだあと行く気がなくなってたけど友達に誘われて俺のイタリアン行ったとします。そして今まで食べた中で一番美味しい食べ物と出会えても素直に喜べなくなってしまうんですよ。
あなたの事どんなに凄い人かは存じませんが『あ、私の味覚この人より下なのかな。』って急に冷めちゃうんですよ。
つまりまだ行く前からのお客様の楽しみを奪っているという事です。
その認識はこういったブログをやる以上少しは持っていてほしいものです。

 

この方は、知らない方が幸せ、ずっと騙されていたいと本当に思っているのでしょうか。
法には触れないのかもしれませんが

一瓶2千円前後のなんちゃってキャビアをあたかも高級なキャビアに思わせるTV露出

2千円前後の仕入れですから、

3800円で提供するのはそれほど劇的なことではない

それをTVで劇的なことのように発信するから友里は問題にしているのです。

高級といわれるキャビアは「ヘラチョウザメ」の卵ではない

と言っているだけであります。
タイトルにも書きましたが、こんな発想の人が存在しているから政治屋、官僚、財界のやりたい放題を許し日本をダメにしているのではありませんか。

 

それだけ味覚にたけているなら誉めたらいいのにと思うのですが、人の店を批判するお仕事でとても残念だと思います。
でも世の中にはこういう人も必要なのかな。
叩いて伸びるものもありますしね。
叩いてつぶすだけの仕事ならヤクザと一緒。
叩いて伸ばせる様なブロガーになってくれたら毎日楽しみに読みたいと思います(o^^o)

 

超辛口と言われておりますが、友里でも褒めることはあるんですね。ただし

手抜きや偽装、そして質の悪い料理を褒めることはない

そして最後声を大にしてに言いたい。

客を裏切るような店は潰れた方が良い

店に寄生・癒着して読者を裏切り続ける料理評論家、フードコラムニスト、フードライターも駆逐されるべきと友里は考えます。

とここまで書いてふと気付きました。
もしかしたら

事が大きくなったので火の粉が降りかからないように、店関係者が世間知らずな人になりすまして再メールしてきたのかも

文中の

つまりまだ行く前からのお客様の楽しみを奪っているという事です。

に注目です。自分たち食べ手を「お客様」と表すでしょうか。普段使い慣れた言葉をつうっかり書いてしまったのでしょう。
批判はブログで取り上げるという友里の計画を読み切った高等戦術なのかもしれませんが、これが

頭隠して尻隠さず

というでのありましょうか。

 
KADOKAWAちょくマガ、おかげさまで友里征耶だけ好評です。 

http://chokumaga.com/magazine/?mid=116