こんな成金趣味に釣られる客がいるのか、コンラッド東京

今朝のTVで、辛坊さんたちのヨット浸水原因は

マッコウクジラがぶつかった可能性大

との報道がでておりました。
その証拠として、この偽善冒険劇の企画側(プロジェクトD2製作委員会)はインチキ臭い録画も出してきていますが、友里は彼らに言いたい。

こんな録画を出す前に、都合が悪いと削除した6/14付けの辛坊さんのブログを復活させろ!

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Lz5ybUuFGGUJ:www.b-sailing.com/archives/date/2013/06/14+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=opera

出航前に漏水があったのに応急処置だけで出航してしまったという証拠を隠滅したプロジェクトD2製作委員会。
TV局含めた大マスコミがなぜこれを問題にしないのか。

新聞社やTV局の業界は護送船団、互助会組織

と言ってしまえばそれまでですが、どこに出しても恥ずかしくないヘタレ達が集まった業界ということでありましょうか。
「週刊読売」以外の週刊誌が果たしてこの問題を取り上げるかどうか

辛坊さんは固唾をのんで見守っている

ことでありましょう。
しかしこの後出し録画、HPでは

エオラス号の船尾左舷のポール(海面から高さ5メートル)に設置していた定点観測カメラが撮影。浸水直前の映像。
辛坊治郎氏が、ライフラフト(救命ボート)に脱出する直前に、カメラから保存データ(SDカード)を取り出しました。
当初、データが海水で濡れていたため再生できませんでしたが、データ復帰できました。デジタルでの映像化が出来ず、パソコン画面を再度撮影した映像を提出しました。

 

データを復活させたのにその録画がなぜデジタルでないのか。SDカードへの画像保存はデジタルだと思うのですが、なぜそれがアナログになるのか、専門外の友里は不思議でなりません。わざと不鮮明にして、クジラに見せているのではないかとも勘ぐってしまいます。

 

さて今朝のTVで呆れるあまり腰を抜かしそうになった報道(早い話が宣伝)がありました。なんと

3泊5000万円のホテル宿泊企画

であります。

世には1泊何百万もするというスイートルーム(日本式発音)が存在しているとは聞いたことがありますが、1泊あたり1500万円以上とは桁が違いすぎるではないか。
思わずTV画面を凝視してしまった友里でありますが、その特典内容をみて納得というか、この企画をしたコンラッド東京の

成金趣味に唖然

となってしまったのであります。まずはその特典をご覧ください。

http://www.conradtokyo.co.jp/news/144/

5000万円が宿泊代やディナー代だけではなくなんと

ランボルギーニやブランパンがオマケでくっついている

んですね。あくまでホテル側の主張を信じるなら

ランボルギーニは2600万円
ブランパンは1600万円

このオマケ2つだけで4200万円になりますから、残り800万円ならそれほど驚くべき宿泊代ではないかもしれません。
しかしこのオマケ2つ、あまりに成金趣味ではないでしょうか。

実際に貰うランボルギーニはコンラッドのロゴが入っていないと思いますが、この手の車、正規ディーラーに行けば買えるのではないでしょうか。

わざわざ汐留くんだりまで出張る必要はないのではないか

と友里は考えます。
またブランパンですが、トゥールビヨンは魅力的ですが

メレダイヤ?仕様はあまりに成金過ぎる

こんなド派手な時計、成城に豪邸付きプールを所有している名古屋人くらいしか興味を示さないのではないでしょうか。

その他の特典としましては

総料理長がその場(部屋)で仕上げる豪華ディナー

があります。しかし友里は問いたい。

コンラッド東京にまともな、もとい、注目すべきレストランが存在しているのか

この5月で閑古鳥一色だったと言われた「ゴードン・ラムゼイ」が消滅しました。7月下旬にはオールダイニングのような店がオープンするようですが、その他のレストランも

食べログでさえ評価が低い和食と中国料理だけ

ではないか。このレストラン群で「総料理長」と言われて有り難みを感じる外食好きが存在するとは思えません。

50周年記念(ヒルトン日本進出)ということだからか、その他の特典にあったのが

1963年のワレ

確かに1963年はポルトにとって大当たりのヴィンテージと言われていて市場価格が高いのですが、それでもこのレベルでは1本数万円ではないか。
友里もこのヴィンテージのポルトを5本ほど持っていますが(残念ながらワレはない)、ほとんどが購入値4万円以下。
ポルトの中では最高峰と言われ、1963年の中でも最高評価である

QUINTA DO NOVAL NACIONAL でも10万円以下

であります。ワレの1963年なんて、ワインコレクターを自称する人には珍しくもなんともないんですね。
グレンフィディックの50年ものがどのくらいかわかりませんが、この手の酒はなかなか1本飲めません。HP上でも

テイスティング

とありますから1杯程度。原価がそうかかるとは思えません。

その他の特典も、ローズバス(バラの原価もしれている)にクリスタル(珍しくも何ともない小売り数万円)とド素人でない限り食指が伸びるものがありません。

またどこの店か知りませんが、鮨職人との築地見学(その後その場で購入したタネを使っての鮨朝食)もナンセンス。
2名のための朝鮨のタネ、魚を丸ごとどころかサクで買っても余ってしまうではないですか。生ばかりで〆ものは出せるはずがない。
それより問題なのは、この鮨職人がホテル内の和食店に所属しているのではないかということ。
「職人」に認定資格があるわけではないので名乗るのは自由ですが、博士号と同じで店(大学)によってその価値にエライ違いがあるからです。

こんな企画に釣られる成金趣味が日本に存在するとは思えないのですが、TVでは

10組ほどが問い合わせ&検討中

とのこと。

地方の成金恐るべし

と断言してしまったら、また友里の出禁が増えてしまうかもしれません。