途中報告でありますが、未だに「蟹」が送られてきたとの一報が私の所へ届きません。
「今から届ける」と言われて早3日。蟹さん、どこへ行ってしまったのでしょうか。
口蹄疫の拡散が止まらないようです。都城市に加えて日向市、宮崎市でも疑いのある牛や豚がでたとのこと。初動が遅かっただけではなく、防疫対策も根本から甘かったのではないでしょうか。畜産関係の車は消毒していたが、一般車両は消毒していなかったという話も漏れ聞きます。
マンゴーや地鶏の売り込みは出来ても、予期せぬ事態(韓国でもあったので予期できたはず)への緊急対応能力はなかったということでしょう。地元の人気取りのためか、種牛などへの処分を先送りしたことはかえって「対応」を誤り続けたとの印象を与えてしまいます。
昨夏の自民党総裁おねだり騒動を契機に、東国原知事の賞味期限は日を追って消滅に向かっているようです。これでは悲願の国政進出どころか、2期再選も難しいのではないか。
人間、一つ大きな対応間違いをすると取り返しがつかなくなることがあるようです。
さて今朝の新聞では亀井大臣の辞任が大きく取り上げられております。総理大臣の交代劇が思ったより人気を博し早く選挙をしたくなった民主党と、「郵政改革法案をなんとしても成立させます」と訴えることによって参院選を戦いたい国民新党の思惑が見事に一致した田舎芝居。
この会期で簡単に郵政法案が成立してしまったら国民新党の存在価値がなくなります。一丁上がりの小党では、参院選も締まらないというもの。参院選で「臨時国会で悲願の法案成立」を訴えた方が、「郵政法案を成立させました」と唱えるより郵政票をかき集めるのに有利なのは誰でもわかるところです。
キーワードは亀井代表が大臣を辞任しても国民新党として「連立は維持」というところでしょうか。本人達は大芝居のつもりでしょうが、見透かしている人が多い単なる「出来レース」であります。
しかしセコイとういうか、こんな目先の人気にとらわれすぎる民主党、かえって国民から愛想を尽かされるというリスクを考えていないのでしょうか。恐らく「さとなお」氏と同じく、国民は皆「純粋」だと軽く考えているのでしょう。
端で見る限り自信のなさが透けて見える民主党、この軽薄な判断でしっぺ返しがくるかどうか、見ものであります。