昔からこの手の建築屋、友里は嫌いなんですね。
コンペ専門というのでしょうか、ユーザーの使い勝手を無視して(外観などの)奇抜さだけを重視する単なるデザイン屋。
「水漏れ健三」と言われた丹下健三を代表に、稼ぎまくっている特殊な連中であります。
その中の一人が掲題の安藤忠雄。
今はなき自称イタリアンの「笄櫻泉堂」(クソ不味くて食べられたものではなかった)があった熱帯魚の生け簀を要した建屋(魚臭くてたまらなかった)もこのお方のデザインでありましたっけ。
この金稼ぎオッサン、今問題になっている新国立競技場のデザイナーを審査委員長の立場でありながら不自然に強く推したというのに、昨日の重要な会議に出席せず
遁走
してしまった。ヘタレ全開であります。
不自然なアーチのおかげで異常に膨れあがった新国立競技場の建設費でありますが、普通デザイン費(設計料)は建築費用に比例すると言われますから、この女性デザイナーは普段から
意識的に高くつくデザイン
にしているのではないか。
使い勝手に関係なく、意匠だけで優劣が決まるコンペで名を馳せたデザイナーに活躍の場、もとい、金稼ぎのチャンスを与える現在のシステムを大変革しなければならないと友里は考えます。
安藤忠雄が関与した建造物で執務、もしくは居住した方で、
居心地が良かった 住み心地が良かった
という人がこの世に存在するとは思えません。