最近友里征耶のあまりの知名度のなさを痛感した場面に遭遇してしまいました。ネタ的には面白いと思いますのでお暇つぶしにお読みください。
仕事の合間に関西のある和食屋で食べていたと思ってください。
遅れて入店してきた夫婦は東京からその日に来たようです。席に着くなり主人に、
「日刊ゲンダイで『・・・(都市名)に行くならぜひ食べにいけ』と書いてあったのでいの一番にやってきたんだ」と発言。どうやら初めての訪問のようです。しかし合いの手をうった主人の発言に、JC調で言わせていただくなら、友里征耶、もんどり打って黒房下へ転落する。
なんと主人は「あー、マスヒロさんの記事ですね」
「おいおい、それ書いたの俺だぜ、マスヒロさんは日刊ゲンダイに出ていないぜ」、と喉から出そうになるところを必死で抑えた友里。店で名乗れない宿命とはいえ、「この主人『もぐり』じゃないのか。」とも思ったのですが、知名度のなさをあらためて痛感したのでした。
日刊ゲンダイの関西版にも「行っていい店わるい店」は掲載されているのにです。
隣に書いた本人がいるのを知らない彼らがつづけてやってくれました。
「いつもは誰々が褒めていたが駄目だとか悪口ばっかり言う人が、珍しく褒めていたんで来たんです」との客に「へー、マスヒロさんがねー???」と返す主人。
主人も主人ですが、この日刊ゲンダイ読者の夫婦、コラムの作者の名前も覚えていない。コラムが面白いから読んでいただいているようですが、作者名くらい覚えておいてよ、心の中で叫んでおりました。
笑いを抑えるのに苦労した楽しい食事を経験させていただいたのでした。
しかし、東京では友里征耶に謝罪させろ、口を黙らせろ、家族をかたに脅してしまえ、客として入店した個人情報をばらしてしまえ、隠し撮りした写真もばらまいてしまえ、と物騒な事をたくらんでいる「有名料理人」が何人かいることを実際自ら確認した友里征耶。面とむかって脅す料理人は、この国が一応「法治国家」であるということをご存知なのでしょうか。
私の性格をご存知ないんでしょうね、こんな圧力に屈するほど柔ではないので、謝罪やスタンス変更、引退をきっぱりお断りしました。人はニコニコ顔の見かけによらないとはよく言ったものです。
その実名を公開してもいいのですが、店は取り返しのつかないダメージを受けるでしょうから、今のところ実害を実感していないのでとりあえずは武士の情けで伏せることにします。
まあ、東京で物騒に騒がれても、地方ではまったく相手にされていないことがわかった今回の食べ歩きでした。