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治安が悪いと行く前に散々脅かされたサンパウロ。滞在中は現地の人にアテンドして貰ったこともあって、まったく危険な目にはあいませんでした。
街中では一人歩きの女性も結構いまして、ホテルを一歩出たら強盗に襲われる、防弾ガラス付きの車を手配しなければ危ない、赤信号でも車は止まらず進まないと襲われる、と言われたほどの危険さはまったく感じませんでした。普通の街でした。
ブラジルは日本から一番遠いからでしょうか、国情はじめあまり日本ではよく知られていないのではないでしょうか。ヘリコプターやジェット機(JAL系が購入しています)を造っているとは驚きました。
でも今回一番感じたのは、ブラジル人は「肉好き」であるということ。若い男性でも結構お腹が出ているんですね。かなり太めであります。
?到着した夜、まずはワインが飲みたいと言ったら案内してくれたのがサンパウロのイタリアン。看板には「トラットリア」とありまして、店内は満席で熱気むんむんの地元では人気店だそうです。店内にはバンドの流しが席をまわっていて過熱感を更に煽っておりました。
まずは、オリーブや茄子のツマミ、そしてパンがでてきてビールと赤ワインを頼みました。
「オリジナル」とかいう銘柄のビール、地元の人には人気だそうでちょっと癖があるけどまずまず。赤ワインも注がれて飲み始めたのですが、10分たっても30分経ってもメニューがこない。連れも気にせずワインも飲み続けております。トトキも真っ青の対応の遅さと思ったのですが、違いました。
なんと、これから食事だと言わない限りメニューを持ってこないんです。食事の前に女性をくどく時間を客に与えるシステムなんでしょうか。(私は男性と二人で訪問です)
私はこのシステムを知らなかったので、ツマミやパンを食べ過ぎてしまいワインも半分くらい飲んでしまった。
?そうこうするうちに店内というか近くのテーブルがざわついてきたのです。どっかで見たなと思うブラジル人が美女を連れて私の後ろの席に座ったからです。他の席の客が数人駆け寄ってサインをねだっており、連れから「ロベルト・カルロスだ」と言われて、サッカー素人の私も即座にミーハーモードにスイッチオン。
手帳にサインもらってちょっと構図は遠かったですがツーショットも撮らせて貰っちゃいました。一緒にいた美人女性はTVのアナウンサーだそうでしたが、後ろ姿で残念。
連れの解説では、ロベカルはこの女性への口説きに難航しているとか。そう言えば入店の時より表情が険しくんっておりました。早めにサインを貰って良かったです。
肝心の料理の話に変えましょう。
連れにお任せで頼んだ肉料理、なんとクリームの煮込みのようなもので、取り分けてフライドポテトとバターライスを盛りつけるんです。これがイタリアンなのか。ブラジル人はパスタを食べないのか。
後日サントスの海辺で入ったイタリアンでも、魚料理がこの煮込みのパターンでありましたから、このスタイルがブラジルのイタリアンのようです。
実はこれで四分の一なのです。もう1皿分盛られそうになりましたが、さすがの連れも私もギブアップした驚異のポーション。
友里的には好印象なのですがこのボリュームはやり過ぎでありしょう。お味はそれなりに美味しかったです。ちょっと塩が足りませんでしたけど。