今朝起きて為替を見てビックリ。なんと
1ドル99円台半ば
で推移しているではありませんか。
早い話、2年間でお金の量を2倍にすると黒田さんは宣言したのですから円の価値が下がり続けるのは当たり前ですが、76円前後だったものがわずか半年で3割近い下落。
今年のGWの海外旅行客はアベノミクスのおかげで史上最高になると聞きますが
予算は少なくとも3割増
海外旅行客にとってはキャッシュフロー的にはマイナスなのに、どうして猫も杓子も海外へ出かけてしまうのか。
機械式複雑時計など高級品が売れまくっているといっても、実体経済はまだほとんど動いておりません。
株だって、未だ誰も逃げ切っていない(売ってまた買い戻さず株取引から撤退して現金で保持)のではないか。ではなぜ消費や海外旅行が盛んになったのか。
友里が考えるに(当たり前のことですが)
今まで(民主党政権時)でも買うお金があった富裕層が、株高の高揚感だけで反応してしまっている
不景気、株停滞の時期ではお金があっても不安で買えなかった自称も含めた富裕層。単に含み益が出ただけ(増えただけ)でその溜め込んだ現金(稼いだ給料)を放出しているだけと読みました。
早い話が現段階では
絵に描いた餅同然
原資となる資金は株を売っていないので増えていないはず。
どの時点で株から撤退(現金化)するかは個人の戦略で異なるでしょうが(友里は欲かきすぎていつも儲け損なう)、その時点までに何らかの外因(欧州の国が破綻や北朝鮮の暴発)で暴落してしまったら、商品(高級品)や思い出(旅行)は残るでしょうが
蓄えが激減して安い株券の山(現在は株券がありませんけど)
となってしまいます。
北に住む裸の王様がトチ狂わないことを祈るばかりであります。
では突発的な外乱がないとしたら日経平均はどこまで上がるのか。
最近のTVコメンテーターは
かなり上がるのではないか
と楽観的にみる人が多い。具体的な数値を挙げる人は少ないのですが、現在が1万3000円ですから、ほとんどの人は
1万5000円は行くだろう
と思っているのではないか。
この友里(株下手ですが)も最近までは、このレベル前後での完全撤退を考えておりました。
日経が1万5000円前後となったら、所有の銀行株が現値より安い、2倍、3倍と、どんな数値になっていても
目を瞑って売却
を敢行しようと思っていたのです。
ところが間接的ではありますが、与党筋から
円は100円を超える
日経は2万円まで行かせる
と漏れ聞いてしまって株下手の友里の決意はあっさりぐらついてしまったのであります。(為替はもう100円に迫っています)
1万8000円まで引っ張ろうかな
いや、2万円近くまで待とうかな
いつもの大損するパターンになってきているのであります。
でも経済学者やアナリスト達の最近の強気コメント(株高と円安は更に進む)を考えると逆に
もう潮時
ではないか。彼らの予想がまったくアテにならないことは歴史が証明しております。
そんなに当たるなら、競馬の予想屋と同じく、人に教えないで自分で売買していれば
自分だけ大儲け
できてしまうからであります。
何も早朝からTV局へ駆けつける必要はない。ハッピーリタイヤして高級品に囲まれて、豪邸付きプールに住み、海外旅行三昧の生活が出来るのです。(名古屋にこんな人いましたっけ?)
今年も仕事を含めて海外へ行く予定があるのですが、ホテル代(レートは原則毎年上がる)や食事代など必要経費は為替とエスカレを入れたら
去年の5割増し
になるのではないかと危惧しております。
株を現金化していないだけに、
ホテルの部屋をダウングレード
ホテル自体をダウングレード
外食はビストロなど廉価店だけ
ワインは古酒を飲まない
白トリュフは隣客が頼んだものの香りを嗅ぐだけ
という自衛策をしなければならないかもしれません。
本日のブログ内容、株下手の友里によるド素人株予想であります。
参考にするか、逆張りするか、無視するか、は自己責任でお願いします。