読者から興味深いブログを教えていただきました。
辛口(一部では「悪口」)と言われているこの友里もたじろぐ表現に加えて、面白いのは友里の得意表現である
椅子から転げ落ちそうになった
を使用しているだけではなく、
(掘り炬燵席で転げ落ちるのは難しいか)
といった注釈もいれるところもそっくり。まずはご覧ください。
http://budino.seesaa.net/article/283879832.html
このブログ主は鰻(特に関東式の蒸し調理)がお好きなようですが、各店への評価を見る限り舌と知識はかなりのもの。副業の友里だけではなく、
マスヒロさんや門上武司さんといった本業の人より料理のことがわかっているのではないか
と感じてしまうのです。
舌や知識だけではなく、友里を上回るのは店への厳しい指摘。ペンネームからは想像できない辛口なのであります。(イタリア語でプリンの意味のはず)
たとえば池袋の「かぶと」。
http://budino.seesaa.net/article/269086070.html
友里も訪問して過大評価であると彼と同意見なのですが、
病的で痛々しい店主と小金を持ったバカな客の集まる店
とのタイトルも凄いけど、文中には
まあ言い換えればちょっとこの人、精神がおかしくない?と思ってしまった。
申し訳ないが私には店主の言っている「ここの味がわからない奴、即ちもう来ない客はバカ」ではなく、ここに足繁く通っては小金を落とす 客のほうがバカだ と思わざるを得なかった。
と禁止ワードとも思われる過激な問いかけがたっぷり。
中には総論ではなく、店への「指導」という括りで〆る店評価もありました。
残念ながら、2011年の7月からわずか12軒の店評価をしただけでなぜか昨年8月より更新がストップ。このまま続けられていたら注目を浴びて
友里征耶が失業
となるリスクもありますが、ブディーノさんにはぜひブログを再開していただきたいと考えます。
さて本題はプロの店癒着ライターたちのブログについて。
先日関西在住と思われる読者から
友里の指摘を意識したからか、船井香緒里さん(カオリン)が料理の価格を書いている
との情報をいただきました。
http://megalodon.jp/2013-0816-0720-52/kaorin15.exblog.jp/20836487/
確かに珍しく、2種のコース価格を表記し、しかも
今回は、後者をお願いしてました。(ママ)
といかにも自腹のような言い回しをしているではありませんか。
慣れない自腹で緊張したのでしょうか、カオリン
お願いしてました
とはちょっと意味不。いやその読者と友里の勘違いで自腹ではなく、同伴者が「お願いしていた」という
単なる他腹
だったのかもしれません。
実際、その後のブログでは、また料理価格なしのものに戻っているからであります。
http://kaorin15.exblog.jp/20856435/
このように、食べた料理価格をブログに毎度書いてしまったら簡単に電卓で足し算されて
1年間の支払総計がライター稼業の可処分所得を大きく上回ることがバレてしまう(つまり他腹がほとんどだとバレる)
という友里の鋭い指摘には、あのタダ飯を公言して憚らなかった関谷江里さんも反応したようです。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2013/08/post-c22d.html
偶然にもカオリンと同じような
1,5万と2万の2コースのみ。わたしたちは1,5万円をいただき、質量共に十分でした。
との表記。ブログにはコース価格だけ実際の支払額が書かれておらず
関谷さんが下戸
だとわからない形になっているところがミソであります。(お酒を飲めないので、料理価格と支払額の差がサービス料しかないことがわかってしまう)
まあ、白味噌カレーなんて食べる気がしませんので、「石塀小路 かみくら」を友里が訪問することはないでしょう。
友里ちょくマガ、おかげさまで好評です。
http://chokumaga.com/magazine/?mid=116