あの人は今・・・ 松井秀喜選手

今週発売の週刊誌はゴールデンウイーク特大号。来週は休刊でありますから、記事は力作揃いかと期待していたのですが、新聞広告を読むかぎり食指を動かされるものがありません。本日発売の文春はトップが

小沢一郎に隠し子がいた!

こんな20年以上前のこと(平成元年のことらしい)を持ち出して読者が果たして興味を抱くのでしょうか。新潮もワイド特集の「大和なでしこ危機一髪」の他は貴乃花親方への元弟子の告発

弟子を殴って殴って殴る 「貴乃花親方」の日常

であります。はっきり言わせていただくと「ネタ不足」だったのではないか。
明日の小沢裁判判決の後1週間も間が空くというタイミングも週刊誌にとって運がないとしかいいようがありません。

小沢判決、せっかくの稼ぎネタでありますが、再来週なら賞味期限は切れてしまっているのではないか。もし更に盛り上がっているとしたら、それは民主党が大揉めになったときくらい。営業面を考慮すると、今までの主張引っ込めてでも

小沢無罪

を週刊誌は望んでいるのではないかと友里は考えます。

昨日、橋下市長vs藤村官房長官の対談は実質的に決裂。何が何でも

まずは原発再稼働

を党是のごとく突っ走るドジョウ政権と大阪維新の会の存在感を示すためには何が何でも

原発再稼働反対

の橋下市長。最初から話がつかないことはわかりきっていたヤラセ対談のようなものでありました。
フランス大統領選では「原発の是非」が争点にならなかったようですが、果たして日本の次期衆院選では橋下市長の思惑通り

反原発、反電力会社

で票を伸ばすことが出来るのか。ドジョウ政府は、消費税増税では

負の遺産を未来へ先送りすることは出来ない

と言いながら、原発稼働では

処理できない使用済み燃料を未来へ平気で残し続ける

という不思議。人間、権力を握るとどんな人でも保身に奔り、魂を売り渡してしまうのでしょうか。

さて今朝の新聞やTVで久々にメジャー(正確にはメジャーでなくなるらしい)の松井秀樹選手の話題が出ておりました。(先日のゴローデラックスで伊集院静さんが松井選手との交流自慢をしておりましたけど)
なんと松井選手

レイズとマイナー契約へ

とあるではないですか。そういえば所属球団が決まっていなかったなと思い出すほど埋没してしまっていた松井選手。マイナーリーグだと最低保障は700万円弱と全盛期の100分の1以下の報酬になるかもしれません。

松井稼頭央や中村(紀)のように日本球界へ復帰すれば億単位のオファーがあったと思うのですが、彼のプライドがそれを許さなかったのでしょうか。
今期メジャー昇進不発で終わった場合、来年は更に価値が下がるだけに松井選手にとっては残り少ない選手生活を賭けた

大きな博打的判断

であったと思います。まあ今まで何十億も稼いでおりますから、税金が20%として可処分所得の蓄積は数十億円に到達しているのではないか。充分アメリカで贅沢な余生を送ることが出来るだけに、この賭けに失敗してもどうってことないのかもしれません。

それよりも最後までメジャーに拘ったという姿勢が、引退後の付加価値を上げると読んだのかも。
確かメジャー年金の支給権利は10年のメジャー登録だったと記憶しております。ことし10年目の松井選手、年間数千万円の年金(それだけでもアメリカで食べていける)の為にも、メジャー昇格は重要であります。

リハビリ中の松坂選手も1Aで先発したとの報道がありました。いまやメジャーはダルビッシュ一辺倒でありまして

マツザカ WHO?

となった感もありますが、果たして今年メジャーで勝利をあげることができるのか。松井選手とおなじく、今年が正念場だと考えます。